インド/印度/いんど<リンゴの品種 ■印度りんごとは? ●青森県で明治時代初期に撒かれたアメリカ産の種がルーツ 印度は明治初期に青森県弘前市の菊池九郎氏の庭園に撒かれた種から育成された品種で、そのルーツには諸説あります。政府が青森県に最初にリンゴの苗を導入したのも丁度同じ頃で、共に青森県のリンゴ文化の元祖的な存在となっています。 名称の「印度」もその由来は種のルーツと共に諸説ありますが、南国インドにまつわるものではなく、アメリカのインディアナ州にまつわるもののようです。 そのひとつは菊池九郎氏が弘前市で東奥義塾を設立した際に講師として招いたジョン・イング氏が、母国アメリカのリンゴを紹介し、その種を撒いたというもので、そのリンゴがインディアナ州産だったとか。はたまた、そのジョン・イング氏の名前から付けられたという説もあり、様々な逸話が残っているようです。 この印度リンゴはかつて贈答用高級リン