イノベーションはどんな企業にとっても必須課題だ。 そのパートナーとして、いま「社会起業」が注目され始めている。 連載第4回では、社会起業と連携することが、なぜ企業の内外にイノベーションを引き起こすのか、を紹介したい(『社会起業家になりたいと思ったら読む本』では1章の【5:企業とできること】に掲載)。 企業には、世の中のイノベーションをリードする役割がある どんな製品にもどんなサービスにも寿命がある。 新しいものを生み出さない限り企業も市場も持続していくことができない。「イノベーション」は、企業にとっても生存しつづけるために必須であると同時に、イノベーションを引き起こす人材も必要だ。起業家精神が必要なのは、スタートアップベンチャーだけではない。イントラプレナー(社内起業家)は、企業の革新、そして生存の生命線である。 高齢化や環境問題……変化し続ける社会を反映して、マーケットも変化する。市場も