二〇〇八年に出版した『居酒屋ほろ酔い考現学』が、文庫本になりました。私としては、初の文庫本になります。内容はほとんど同じですが、所得階層別の飲酒代、酒の消費額などのデータは、最新のものにしてあります。格差拡大による酒消費の二極化傾向は、ますますはっきりしてきたようです。このままでは、日本の居酒屋文化、飲酒文化は、ますます危うくなるでしょう。 とはいえ、こんな話ばかりではなく、酒を楽しむのに役立つ雑学が満載です。お近くの書店などでどうぞ。 居酒屋ほろ酔い考現学 (祥伝社黄金文庫) 作者: 橋本健二出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2014/12/12メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る