フランスのEyzies-de-Tayacにある先史博物館に展示されたネアンデルタール人の父子の再現模型(2004年7月19日撮影)。(c)AFP/PATRICK BERNARD 【12月19日 AFP】約5万年前のネアンデルタール人女性の足の指の骨から採取したDNAを調べたところ、当時の別のヒト属と関わりがあったことが示されたとする研究論文が、18日の科学誌ネイチャー(Nature)で発表された。 国際研究チームによるこの研究では、ネアンデルタール人とデニソワ人、ホモサピエンス(ヒト)のゲノム(全遺伝情報)が比較され、これら3グループ間での関係性が示された。 グループ間での関わりから起きた遺伝子流動により、現代のヒトのゲノムのうち約1.5%~2.1%がネアンデルタール人に起因するものであることが分かった。ただこれはアフリカ人には見られないという。一方、デニソワ人のゲノムでは、約0.5%がネ
(CNN) 治安が極端に悪化している中央アフリカで宗教対立が激化し、2日間の間に1000人あまりが殺害された。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが18日に明らかにした。 アムネスティは、同国で戦争犯罪や人道に対する犯罪が行われていると指摘。裁判なしの死刑執行や遺体の切断、モスクなど宗教関連施設の意図的な破壊が横行し、大量の住民が避難を強いられているとした。 中央アフリカでは今年3月にセレカなどのイスラム武装勢力が首都バンギを制圧して当時のボジゼ大統領を追放し、セレカ指導者のジョトディア氏が暫定大統領に就任。以来、イスラム勢力とこれに対抗するキリスト教の自警団との間で衝突が激化していた。 アムネスティによると、12月5日早朝にキリスト教の自警団がバンギ市内でイスラム教徒を襲撃し、住宅を1戸ずつ回ってイスラム教徒の男性約60人を殺害した。 イスラム勢力で組織する暫定政府軍はこの報復と
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