マツダは、ロータリーエンジン車の発売開始から40周年を迎えた。これを記念し、開発者とREファンとの交流イベントや、40周年記念ウェブサイトなど、各種の催しが予定されている。これまでにマツダが生産したロータリーエンジン車は、累計で約197万台(2007年4月末現在)となっている。 「コスモスポーツ」 (1967年5月30日発売) 時代を乗り越えるマツダ・ロータリーエンジン ロータリーエンジンは1950年代末頃から世界中の自動車・二輪メーカーが実用化に向け研究・開発を進めた。一部市販したメーカーもあるが、ほとんどが開発を断念。その中でマツダは技術的課題を克服し、本格的な量産化に成功した。1967年5月30日に世界初の2ローターRE車「コスモスポーツ」を発売。その後も、「ファミリアロータリークーペ」「カペラ」「ルーチェ」「ロードぺ─サー」「サバンナ」「コスモ」「RX-7」「ユーノスコスモ」などの