明治時代に生まれ大正、昭和に活躍した文豪、永井荷風の小説「濹東綺譚」ぼくとうきたんを読んだ。西洋化、近代化、資本主義化していく日本に嫌気が差した主人公の作家(永井荷風自身)が江戸の名残を匂わせる娼婦「お雪」に入れ込む話。話の最後の方でこん…
何が面白かったって江戸時代のフェミニズムであった点である。春画本のほとんどはパロディであり世の中に対する皮肉であった。当時、発禁本であり裏ルートで出版されていたらしい。例えば江戸時代に女子教育のための教科書として「女大学宝箱」という本があ…
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