レクサス版「86（ハチロク）」がまさかの登場！？ 仰天のLEXUS小型高級スポーツカーの噂を検証

クーペモデルはプレミアムブランドには必要不可欠な“華”だ

トヨタの高級ブランド“LEXUS（レクサス）”では、同ブランドの人気を牽引するSUVモデルに加え、欧米ライバル車と対抗すべく複数のボディタイプをラインナップしているが、中でもクーペは“レクサスの華”というべき重要な役割を果たしている。

フラッグシップモデル「LC」は美し過ぎるクーペモデルに加え、オープンモデルのコンバーチブルもラインナップする。

「レクサス RC」は、4ドアセダン「IS」をベースにしながら、全く異なるスポーティなデザインのクーペボディを与えた。スポーツモデルの「RC F」は、BMW MやメルセデスAMGと対抗するスーパースポーツモデル。

実用性重視のSUVやセダンにはない色気や華やかさがあるクーペは、欧米のプレミアムブランドには必要不可欠な存在で、レクサスもこうした世界の流れに沿う。

そしてこのレクサスクーペラインナップの末弟として「レクサス UC」（仮称）が新たに加わる、というのだ。果たしてこの噂は本当だろうか。

ダウンサイジング化を推し進め、若いユーザー層の裾野拡大を狙うレクサス

高級ブランドのレクサスだが、近年はダウンサイジングモデルにも力を注いている。

レクサスの主力SUV「RX」は、モデルチェンジでボディサイズを拡大。補完するミディアムクラスとして「NX」を追加し、市場を拡大させるのに成功している。続いてレクサスでは、NXの弟分としてコンパクトSUV「UX」を加えた。レクサスブランドのエントリーモデルとして、主に若いユーザー層の裾野を広げるのに貢献している状況だ。

まだまだ広がりをみせる旺盛なSUV需要に応えるべく、レクサスではより小型サイズのSUVも計画している、との噂も聞かれるようになった。

クーペにおいても、若いユーザーの開拓を担うべく誕生させようとしているのが、噂のレクサス版86「レクサス UC」という訳だ。

発売時期は未定！ ただし海外サイトではスピンドルグリルらしき開口部を持つ新型GR86がスクープされていた

さて、本題のレクサス版86（ハチロク）「レクサス UC」（仮称）だが、本当に登場するのだろうか。

真偽の程は定かではないが、フロントにスピンドルグリル（レクサス独自のグリルデザイン）を想わせる大開口部を備え、偽装を施した新型GR86の姿がスクープショットが海外サイト経由で既に拡散されている。

SNS上ではこの姿に『カッコイイ』『似合う』『待ってました』と、おおむね好評な様子だ。

こうして改めて新型GR86とレクサス RCの写真を並べてみると、偶然か否か似通ったシルエットであることに気付く。Cピラーの“L”型処理や、スピンドルグリルを加えた姿を想像してみても、違和感はない。

ただレクサスのラインナップに加わると考えると、GR86よりも100～150万円以上高い400万円台の価格帯となるはずだ。差別化という意味でも、GR86に搭載される2.4リッター水平対向ガソリンエンジン以外の、他ラインナップを加える可能性もある。GR86を生産するSUBARU次第ということになるが、マイルドハイブリッドe-BOXER化やターボ化などの展開にも期待したい。

いずれにせよ、現段階ではほとんど情報が得られないレクサス版86。また新たな報せが入り次第、随時更新していくので楽しみにしていて欲しい。

[まとめ：MOTA（モータ）編集部]

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新車価格：

267.2万円～506万円

中古価格：

84.9万円～865.8万円

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