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『パルワールド』をスマホでプレイする方法を紹介!Steam版との違いも解説

2024-01-24 14:03 投稿

クラウドゲーミングならスマホでもプレイ可能!

いまゲームファンのあいだでもっとも注目を集めている話題作と言えば、2024年1月19日に早期アクセス版がリリースされた『パルワールド』。パルという生物たちの生きる土地が舞台のサバイバルクラフトゲームである本作は、販売開始からわずか4日で600万本を販売。Steamでの同時接続数記録を更新するほどの驚異的な人気のある作品だ。

パル

そんな『パルワールド』は現在、SteamとGame Passのふたつのプラットフォームでのみ展開中。興味はあるけどゲーミングPCやXboxを持っていないので手が出せない……、という人も少なくないのではないだろうか。

そんな人にオススメしたいのが、ゲームのサブスクリプションサービスであるGame Pass Ultimate。月額1210円(試用期間である最初の14日間は100円)で最新作を含めたさまざまな人気ゲームが遊べるこのサービスでは、『パルワールド』もリリース初日からプレイ可能となっている。

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そして本サービスはクラウドゲーミング機能に対応しているため、PCやXbox Series X/Sがなくてもスマホから『パルワールド』を遊ぶことができる。高いゲーミングPCを買わなくても、わずかな月額と手元のスマホ(+コントローラー)で話題のゲームを遊ぶことができるのだ。

というわけで、今回はGame Pass Ultimateを使ってスマホから『パルワールド』を遊ぶ方法と、実際に遊んでみた感想をお届けしていく。

Game Pass Ultimateに関する細かな説明と詳細な設定方法については、以下の記事でも紹介しているので参考にしてほしい。

そもそも『パルワールド』とは?

クラウドゲーミングでのプレイ手順をお伝えしていく前に、まずは前提となる『パルワールド』のゲーム内容について紹介しておこう。

『パルワールド』はオープンワールドサバイバルクラフトと呼ばれる、資源を採集して道具や拠点を作りながら生き抜いていくジャンルの作品。

本作の特長は“パル”と呼ばれる不思議な生物たちの存在だ。パルにはさまざまな種類が存在し、種類ごとにさまざまな能力を持っている。彼らは“パルスフィア”という道具を使うことで捕獲・携帯でき、状況に応じてプレイヤーをさまざまな形で手助けしてくれる。

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プレイヤーはパルたちが暮らす謎の島々を舞台に、時にはパルを捕獲して仲間にしたり、時には敵対するパルを倒して素材や食料を調達しながら、この不思議な土地で冒険をくり広げていく。

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中にはパルだけでなく敵対的な人間の勢力も存在しており、手持ちのパルを戦わせるボスバトルが展開されることも。

バトルでは味方のパルとプレイヤーが協力しながら戦っていくことになる。パルがその力を発揮できるようにいかにサポートしていくかがプレイヤーの腕の見せどころだ。

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島ではバトルだけでなく、採集した資源で生活拠点を発展させていくのも重要な要素。プレイヤーレベルが上がって拠点が発展していけば、使える施設や武器が原始的なものからどんどん近代的なものへとグレードアップしていく。

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拠点では仲間にしたパルたちが施設運営に力を貸してくれる。火属性のパルは火を使って料理をしてくれたり、力自慢のパルは大量に物資を運んでくれたりと、それぞれの特徴が活きた生活感ある光景が楽しめる。

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▲畑では草属性のパルが種を撒き、水属性のパルが水やりをする様子がみられる。バトルはもちろん、拠点運営でもパルごとの得意な仕事を活かすことが重要だ。

種族ごとにさまざまな属性や個性を持ったパルたちを、バトルだけでなく拠点運営にも活用しながら、日々の生活と冒険を楽しんでいく。これこそが『パルワールド』の醍醐味だ。

Game Pass Ultimate加入~パルワールドをプレイするまでの流れ

ここからは、実際にスマートフォンからGame Pass Ultimateに加入・プレイするまでの流れを紹介していく。

Game Pass Ultimateに加入

まずはブラウザからGame Pass Ultimateのサイトを開き、“いますぐ加入する”から手続きを進行する。

前提として、Game Pass Ultimateへの加入は18歳以上のみ。支払い方法はクレジットカード、プリペイド番号(購入時に年齢確認)のいずれかとなる。

また『パルワールド』をクラウドで遊ぶ際はコントローラーでの操作が必須となるので、スマホに接続可能なコントローラーも事前に用意しておこう。

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⇒Xbox Game Pass Ultimate | Xbox

あとはプランと支払い方法を決定してサブスクリプションを購入していく。料金は月額1210円となっているが、新規ユーザーなら最初の14日間は100円で遊ぶことが可能だ。

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導入が済んだら、実際にゲームで遊んでみよう。ブラウザからCloud Gamingのページへ移動すれば、そのままブラウザ上でゲームを遊ぶことが可能だ。

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⇒Xbox Cloud Gaming

このままでも遊ぶことは可能だが、iPhoneとAndroid、それぞれもうひとつ作業を行うことでより快適に遊べるようになる。

Cloud Gamingのページをホームに追加してフルスクリーン化(iOS)

iOSではCloud Gamingのページをアプリ化すると、フルスクリーン化して遊べるようになる。

まずはCloud Gamingのページを開いた状態で、共有メニューから“ホーム画面に追加”を選択。

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成功するとホーム画面に以下のようなアイコンが追加される。

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このアイコンをタップしてCloud Gamingを開くと、ゲーム選択画面がフルスクリーン化。ゲームプレイでも、より画面を広く使った状態で利用できるようになる。

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“Xbox Game Pass”アプリをインストール(Android)

Androidの場合、Google Playストアにて配布されている“Xbox Game Pass”アプリから遊ぶことができる。似た名前のアプリがいくつか登録されているので、取り違えに注意しよう。

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▲このアプリアイコンが目印だ。

“Xbox Game Pass”を起動したら画面右下のアイコンをタップし、Game Pass Ultimateに加入したMicrosoftアカウントでサインインしよう。ここまで終えれば、今後はこのアプリからプレイできるようになる。

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『パルワールド』を遊ぶ

準備が終わったら、あとはGame Pass Ultimateのホーム画面内から“クラウド”のタブを開き、『パルワールド』を選択。“プレイ”ボタンを選べばゲームが起動する。プレイボタンが押せないことがあるが、その場合はアプリを再起動してみるといい。

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なお『パルワールド』を起動しようとした時点でコントローラーが接続されていないと、警告メッセージが出て先へ進めない。かならずコントローラーを準備して臨もう。

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以下の画面が出てくれば起動成功。ここから『パルワールド』の世界を楽しんでいこう。

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Steam版との違いは?

Game Pass Ultimateで『パルワールド』を遊ぶ際、注意したい点をまとめてみた。

1.マルチプレイに制限がある

まずゲーム自体の制限として、マルチプレイ方式に制限が設けられている。

◆マルチプレイの対応状況
Game Pass版
・マルチプレイ(招待コード)……最大同時接続人数:4人

Steam版
・マルチプレイ(招待コード)……最大同時接続人数:4人
・マルチプレイ(専用サーバー)……最大同時接続人数:32人(公式サーバーの場合)

※Game Pass版とSteam版のクロスプレイは非対応

Game Pass版ではホストプレイヤーが招待コードを発行してのマルチプレイに対応しており、最大4人まで同時に遊ぶことができる。

この場合はキャラクターデータがホストプレイヤーのワールドに紐づく形となるため、ホストプレイヤーが遊んでいないときにゲストプレイヤーだけで遊ぶことはできない。長期的に継続してのマルチプレイにはあまり向かない方式だ。

一方、Steam版は招待コードでのマルチプレイのほか専用サーバーでのマルチプレイに対応しており、大人数が同じワールドに接続して遊ぶことが可能だ。

この方式の場合はサーバー側にプレイヤーデータが記録されるため、好きなタイミングで各プレイヤーがゲームを遊ぶことができる。

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▲Steam版の画面。公式・非公式含めてマルチプレイ用サーバーが多数用意されている。

実質的に現時点でのGame Pass版は、マルチ機能に一部制限がかかった状態と言えるだろう。

なおGame Pass版とSteam版は現状ではクロスプレイに対応しておらず、Game Pass版はGame Pass版同士、Steam版はSteam版同士でのみ遊ぶことができる。

2.操作遅延や描写の乱れがある

これはクラウドゲーミングそのものが持つ弱点だが、どうしても通信環境や時間帯によって操作に遅延が発生したり、画質そのものが大きく乱れたりすることがある。

平常時ならちょっとした入力遅延や若干の画質低下程度で済むが、通信状況が極端に悪化した状況が続くとゲームの進行自体が難しいほど描画が荒れてしまうこともある。サービス本体の問題ではなくアプリやルータの再起動で治るケースも多いが、実際に遭遇すると面倒に感じるのも正直なところ。

大きな動きが少ないクラフト要素を楽しんでいるあいだはなんとかなることが多いが、ボス戦などアクション要素を楽しみたい場合には注意が必要だ。

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▲悪化している状況では操作だけでなく、細かい文字が読めなくなってしまうのも難点。

なお平常時の遅延については、操作の反応が若干重いかも? と感じる程度。さすがに射撃武器のエイミング精度は下がってしまうが、本作の戦闘は味方パルがメイン火力になるため、プレイヤー自身の細かい操作が必須となることはほとんどない。通信が安定していれば問題なくプレイ可能な範囲内だ。

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▲少し通信状況が悪いタイミングでも、野生パルの捕獲程度のアクションは十分に可能。

激論が交わされる話題作だからこそ実際に触れて見よう!

最後に、今回紹介したポイントをまとめるとこんな感じ。

Game Pass Ultimateであそぶ際のポイント
◯スマホと対応コントローラーがあれば遊べる
◯初期投資が少ないため合わなくても損は少ない
◯加入期間中はほかのゲームも遊べる
△マルチプレイは最大4人まで、Steam版とのクロスプレイは非対応
△時間帯や通信環境によっては入力遅延・描画遅延の問題が発生する

まずメリットはなんといっても、スマホとコントローラーがあれば気軽に遊べること。PCでのプレイ環境はゼロから整えるにはハードルが高いため、誰もが持っているスマホで手軽に触れられるのはうれしいところだ。

実際のプレイでは基本的にはわずかな遅延こそ常にあるものの、通信状況が乱れない限りは慣れで対応できる範囲内。アクションが激しくなる立ち回りを選ばなければ、まずまず問題なく遊べそうだと感じた。ただしもとがPCの画面を想定されているので、スマホでのプレイだと文字が少し小さく感じるかもしれない。

一方でマルチプレイまわりに関しては、現状どうしてもSteam版でしか遊べない要素が多い。Game Pass版ではソロプレイを前提に考えたほうが良さそうだ。

話題作だからこそ実際に触れてみよう!

本作はいろいろとセンセーショナルな要素が多く、それゆえに実際のプレイ体験よりもそうした要素の是非に焦点を当てた話題が目に付きやすい。

しかし実際にプレイしてみれば、サバイバルクラフトとしての快適さ、パルたちの属性とキャラクター性が活きる拠点経営のおもしろさなど、決して話題性だけでなく堅実で高品質な土台を持ったゲームであることも見えてくるはずだ。

Game Pass Ultimateならスマホとコントローラーがあれば『パルワールド』を遊ぶことができるので、興味のある人はぜひ実際に触れてみて、人気の理由を自分自身で体験してみることをオススメしたい。

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