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【新作情報】大ヒット音ゲー『Cytus』開発チームが送る新作『Deemo』のクオリティがハンパじゃない!

2013-11-14 19:56 投稿

世界的人気アプリ『Cytus』の開発チームが新作をリリース

世界中に衝撃を走らせた音楽ゲーム『Cytus』の開発チームRayarkが、また新たに音楽ゲームをリリース! その名も『Deemo』。価格は200円[税込]。『Cytus』がサイバーパンク調のデザイン&楽曲を採用していたのに対し、今作の『Deemo』はゴシック調をメインに楽曲&UIのデザインがなされている。なんとなくの外見はつかめたが、肝心な中身はどうなのか? 『Cytus』をやり込んだヒゲメガネ長谷部が遊んでみた!

▼Rayark最新作『VOEZ』配信開始
『VOEZ』をさっそく遊んでみた!やっぱスゲェ!!

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もうね、アプリ初回起動時からスゴイのなんのって! オープニングに流れるムービーは、セピア調でつづられるセリフのない物語。セリフはなくとも、音楽と絵柄がプレイヤーの胸中に、小さい声で力強く語りかけてくる(気がする)。これほどまでに力を持ったオープニングはなかなか見られないぞ!

 
▲ストーリーと思しきムービーは、楽曲をある程度進めていくごとに進展を見せる。どれも音声やセリフこそないが、バックグラウンドで流れる音楽だけで、さまざまな想像がかき立てられる。

オープニングムービーで上がりまくったテンションを一度落ち着け、さっそくプレイ。最初から選べる曲は1曲のみのようだ。しかしダウンロード購入の画面は見当たらない。どうやら、プレイしていくとプレイ楽曲が増えていくタイプのようだ。

▲一度に複数の曲がアンロックされることもある。

はやる心を抑えて何曲かプレイしてみたのだが……。これがまたスゴかった! 基本的には、落ちてくるノート(横線状のマーカー)が画面下部のバーに接したタイミングで、その位置をタップという基本になぞらえたもの。しかし、これがかなりの味を出している。というのも、本作のノートとバーは、ほかのゲームのように「この位置です!」という縛りが設けられていない。そのため、正確精密な操作は求められず、感覚的なタップでプレイができるのだ。「感覚的に操作できるフルタッチディスプレイを搭載しているのに、タッチで反応する部分をハッキリと区切してどうするんだ」という発想から生まれた仕様なのかはわからないが、この仕様のお陰でプレイ環境が非の打ち所がないほどよくなっている。

そして、近い音階を連打する際は、ピアノの鍵盤を指でなでていくように、画面をスワイプするという操作もあるのだが、これもまたピアノ演奏を彷彿とさせる。そう、このゲームはまるで鍵盤を見ずにピアノを奏でているのに近い感覚が得られるゲームなのだ!

▲黒いノートが、画面タップのノート。黄色く光っているノートがスワイプ支持のノートだ。一見すると落下してくる位置が固定されているように見えるかもしれないが、ノートの落下位置に明確な区切りはなく、どれも微妙にズレていたりする。あるのは音と連動した規則性だけなのだ。

さらにプレイをし続けてまたひとつ気付いたことがある。音楽ゲームは、基本的に「がんばって高いスコアを出そう!」という気にさせるものだが、本作にはそれがないのだ。しかし、通常起こり得る感情とは別の「この曲を、もっと上手に弾けるようになりたい!」、「この曲のあの部分をもう一回演じたい!」という感情が芽生えてくるのだ。不思議だ。確かにゲームではあるが、ゲームではないような感覚。気持ちよくピアノ演奏をさせるために生まれたアプリという印象を受ける。しかし、だからこそうまく演奏が出来たときには、筆舌には尽くしがたい達成感、そして充足感が得られるのだ。

▲リザルト画面こそあれど、成績はさほど気にならない。どれだけ自分が気持ちよく演奏できるか。それがいちばん大事!

もちろん、音楽も素晴らしい! アップテンポの激しい曲は今のところ確認できていないが、どれもピアノの音を活かした、優しく情緒ある楽曲が多い。体の芯にズンズンくるいつもの音ゲー的な音楽もいいが、『Deemo』収録曲のような感情の芯を捕らえ、耳障りのよい音楽というのもよいものだ。こればかりは文字では伝えられないので、ぜひともプレイして確認してもらいたい。

と、投げっぱなしにするのも忍びないので、Rayarkが東京ゲームショウで発表していた『Deemo』のイメージビデオを掲載しておこう。これを見るだけでも、楽曲や雰囲気を想像できるだろう。

▲楽曲のイメージイラストも美しく儚げ。『Cytus』のときもそうだったが、世界観の作りかたがハンパない! 音、UI、イラストすべてが同じベクトルを向いて世界観を作り上げているのだ。

まさか2013年も終わろうかという段階で、2013年俺的ベストとなりうるアプリがリリースされるとは。いや、ホントにいいアプリだ。アプリ起動時に『Cytus』同様「ヘッドホンを着用して遊んでください」という注意書きが出るが、この但し書きは守ったほうがいい。ヘッドホンのあるなしで、得られる心象が異なるからだ。もちろん、あったほうが没入度も上がるし、なによりピアノ曲の繊細なメロディーが外部の音に邪魔されることなく、クリアーに聞き取れるようになる。ヘッドホン絶対!

Deemo

ジャンル
音ゲー
メーカー
Rayark
配信日
配信中
価格
200円[税込](アプリ内課金あり)
対応機種
iOS 5.1 以降

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