このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第261回
条件次第で1円のシャオミのSIMフリースマホ「Redmi 9T」は大画面大容量バッテリーが魅力
2021年03月05日 12時00分更新
シャオミの「Redmi 9T」は、1万7500円前後(税込)と低価格ながら、Snapdragon 662を搭載するなど、コストパフォーマンス抜群なエントリークラスのモデル。MVNOではMNPの回線契約で1円や100円といった価格でも提供されており、コストをかけずに導入できるスマートフォンとして注目を集めている。
ポップなデザインが個性的
ディスプレーは6.53型(2340×1080ドット)の液晶パネルを採用。アスペクト比は19.5:9となっている。1万円台の低価格モデルはディスプレー解像度がHDというのが一般的だったが、このクラスでもフルHD以上のディスプレーとなり、文字つぶれがなくくっきりと見え、動画などのコンテンツがより精細な表示で楽しめるのはうれしいポイントだ。
本体サイズは約77.3×162.3×9.6mm。重量は約198gあり、手に持ってみると見た目よりもズシリと重さを感じる。これは液晶パネルと6000mAhという大容量バッテリーを搭載しているためと思われる。
本体素材はポリカーボネートで、表面にはヘアライン風の加工がされており、ざらっとした印象。ぱっと見は金属のような雰囲気もあり、ポリカーボネートながらチープさは感じられない。本体カラーは今記事で使用している「オーシャングリーン」に加えて「カーボングレー」をラインアップ。カーボングレーも同じ加工が施されている。
本体右側面には音量ボタンと、指紋認証センサー一体型電源ボタンを配置。指紋認証センサーの感度もエントリークラスのモデルとしては抜群に速く、スリープ解除はストレスを感じないほど。
本体底面にはUSB Type-C、本体上部にはイヤホンジャックを装備しているので、有線のイヤホンやヘッドホンが利用できる。また、スピーカーは本体上部と下部のデュアルスピーカーで、動画視聴やゲームをプレイする際には、モノラルスピーカーよりも臨場感のある音が期待できる。
そのほか本体上部には赤外線ポートがあり、プリインストールされているアプリ「Mi リモート」で、テレビやエアコンといった電化製品の赤外線リモコンとしても利用可能。プリセットとして用意されている家電メーカーやデバイスの数も多く、筆者が使っている東芝製のテレビで試したところ、問題なく利用できた。普段からスマホを常に手に持って生活しているようなユーザーには、別途リモコンを探す必要がないので、ありがたい機能と言える。
この連載の記事
-
第519回
スマホ
ドコモ以外からも売られる新らくらくスマホはガラケー的UIと進化した健康管理機能で勧めやすい1台 -
第518回
スマホ
モトローラの縦折りスマホ最高峰「motorola razr 50 ultra」は強化されたAIが楽しい -
第517回
スマホ
安く買えて普段使いに問題なし! バランスが良いオススメのミドルレンジスマホ3選 -
第516回
スマホ
カメラやAIの性能に違いはあるのか? Xiaomi 14Tと14T Proを使い比べてみた -
第515回
スマホ
日本発売が決定した可変絞りカメラ搭載のハイエンドスマホ「nubia Z70 Ultra」速攻チェック -
第514回
スマホ
2人同時に音楽を楽しめる青春スマホ「nubia Music」に新しい可能性をを見た -
第513回
スマホ
4万円で買えるゲーミングスマホも! コスパに優れたデザインスマホ「realme 13」シリーズがアツイ! -
第513回
スマホ
100倍望遠が実用的なスマホ「vivo X200 Pro」はカメラ性能が変わらず最強だった -
第512回
スマホ
ツァイスカメラ搭載のスマホ「vivo V40」は可変色LEDライトでポートレート撮影も得意 -
第511回
スマホ
価格も性能も妥協したくない人にオススメの王道ハイエンドスマホ3選 -
第510回
スマホ
スマホは高くない! 2万円台で買えるオススメ格安エントリースマホ4選 - この連載の一覧へ