本稿でレビューするのは、OPPOの「OPPO A5 2020」。OPPOというと、昨年におサイフケータイなどを搭載した「Reno A」を発売し、最近ではauとソフトバンクの新製品ラインアップにそれぞれ5Gモデルを提供するなど、日本市場における存在感が増してきている印象です。
本機は、手ごろな価格ながら5000mAhの大容量バッテリーと4眼カメラを搭載する点が特徴。国内ではMNOとなった楽天モバイル(2万5919円)のほか、BIGLOBEモバイル(2万9304円)、mineo(2万8512円)、OCNモバイルONE(1万9800円)なども取り扱っています(価格はすべて税込)。カラーは「ブルー」と「グリーン」の2種類です。
今回は1週間ほど触る機会を得ました。昨今の状況からあまり外出できなかったのですが、あれこれ試した範囲でのレビューをお届けします。
がっしりとしたサイズ感 ディスプレー性能は抑えめ
本体は縦横ともに大きめ。厚さも約9mmとがっしりしています。画面上部には指が届かず、一般的な男性の手でも片手操作は難しいでしょう。
今回お借りしたのは「ブルー」のモデル。グラデーションで青や紫に光る背面が美しく、付属のクリアケースを着用しても、その表情は楽しめます。また、4眼カメラを上部中央に搭載します。
SIMカードスロットは、nano SIM(×2)+micro SD。電源ボタンは本体右側、音量ボタンは左側に搭載します。これはそんなに不便ではないのですが、電源ボタンと音量の下ボタンがちょうど同じぐらいの高さにあるため、片手で電源ボタンを押す際に反対側にも力が入ってスクショを撮ってしまうことが結構ありました。とはいえ、音量は調節しやすいですし、スクショしやすいとも言えますね。
ディスプレーは約6.5型のTFT液晶を採用。解像度はHD+(1600×720ドット)のため、たとえばYouTubeでの動画視聴は720pまでの画質が限度になります。たしかに写真などを表示すると、表現しきれていない部分がちらほら。大画面ではあるものの、動画視聴を重視する人にとっては不満を感じるスペックかもしれません。
この連載の記事
-
第519回
スマホ
ドコモ以外からも売られる新らくらくスマホはガラケー的UIと進化した健康管理機能で勧めやすい1台 -
第518回
スマホ
モトローラの縦折りスマホ最高峰「motorola razr 50 ultra」は強化されたAIが楽しい -
第517回
スマホ
安く買えて普段使いに問題なし! バランスが良いオススメのミドルレンジスマホ3選 -
第516回
スマホ
カメラやAIの性能に違いはあるのか? Xiaomi 14Tと14T Proを使い比べてみた -
第515回
スマホ
日本発売が決定した可変絞りカメラ搭載のハイエンドスマホ「nubia Z70 Ultra」速攻チェック -
第514回
スマホ
2人同時に音楽を楽しめる青春スマホ「nubia Music」に新しい可能性をを見た -
第513回
スマホ
4万円で買えるゲーミングスマホも! コスパに優れたデザインスマホ「realme 13」シリーズがアツイ! -
第513回
スマホ
100倍望遠が実用的なスマホ「vivo X200 Pro」はカメラ性能が変わらず最強だった -
第512回
スマホ
ツァイスカメラ搭載のスマホ「vivo V40」は可変色LEDライトでポートレート撮影も得意 -
第511回
スマホ
価格も性能も妥協したくない人にオススメの王道ハイエンドスマホ3選 -
第510回
スマホ
スマホは高くない! 2万円台で買えるオススメ格安エントリースマホ4選 - この連載の一覧へ