取り扱いキャリアからすべて発売になったXperia 1 II
Xperia 1を大きく超える実力を検証!
Xperiaシリーズの最新モデル「Xperia 1 II」(エクスペリア ワン マーク・ツー)が登場した。マーク・ツーとあるように、昨年発売された「Xperia 1」の後継モデルにあたり、前モデルのウィークポイントをしっかりと潰し、5Gでのモバイル通信対応と最新のハイエンドモデルらしい仕上がりとなっている。ドコモ版が出たばかりだが、当記事ではau版のXperia 1 IIを使ってレビューをお届けする。
ディスプレーサイズは6.5型(3840×1644ドット)で有機ELパネルを採用。前モデルと同じく21:9という長辺の長いアスペクト比で、4K HDR対応となっている。加えてXperia 1 IIでは、90Hzディスプレー相当の残像低減技術を取り入れており、画面スクロールやゲームなどを映し出す際にチラつきを抑えて、クリアで滑らかな映像が楽しめる。
本体サイズは約72×166×7.9mmで、これも前モデルとほぼ同じ。ただし前モデルは4辺の側面が丸みを帯びていたが、Xperia 1 IIでは角張ったデザインとなっている。そのため握ってみると数値的な差はないものの、Xperia 1 IIのほうが若干大きく感じる。
ちなみに本体カラーは、au版はブラックとホワイトの2色。ドコモ版ではパープルが追加された3色展開。パープルが欲しい場合はドコモ版を購入しよう。
生体認証は指紋認証となっており、本体側面にセンサーが配置されている。この指紋認証センサーは電源ボタンにもなっており、本体右側面のボタンの数が少なくなっている。「Xperia XZ Premium」などがこの方式だったので、以前のXperiaの使い勝手が好きだったユーザーにはうれしいポイントだ。
また本体上部にはイヤホンジャックを装備。Xperiaは数世代前からイヤホンジャックが廃止されていたが、これも復活した機能。Bluetoothでのワイヤレスイヤホンはケーブルの煩雑さからは解消されるが、音ズレなども気になるところ。最近はハイエンドモデルほど有線のイヤホンジャック搭載していないものが多いので、ヘビーなゲームユーザーにも要注目のモデルと言える。
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