[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

このページの本文へ

さわってわかったLINE WORKS 第12回

外国語でのやりとりが苦でなくなるLINE WORKSの翻訳機能

2020年01月17日 11時30分更新

文● 柳谷智宣 編集●大谷イビサ

提供: LINE WORKS

 仕事で使えるビジネス版LINEである「LINE WORKS」(ワークスモバイルジャパン)の連載では、アカウント作成の基本からビジネスシーンでの活用術、便利なTipsなどを紹介していく予定。第12回はLINE WORKSならではの便利機能である「翻訳」を試してみる。

精度の高いLINE WORKSの翻訳機能

 昨今、日本のオフィスでも外国人労働者も増え、日本語だけでなく、外国語を使う職場も増えている。その点、LINE WORKSは日本語と英語、韓国語、中国語(繁体字/簡体字)に対応しているので、複数の言語で利用可能だ。加えてLINE WORKSではトーク内の文章をリアルタイムに翻訳する機能が搭載されている。この機能を活用することで、英語が苦手な日本人も、外国人とスムースにやりとりできるほか、日本語がつたない外国人でも、自らの意思を正確に表現できる。これにより、言語の壁によって生じる従業員のストレスも解消され、複数の言語が飛び交うオフィスでもコミュニケーションが円滑になる。

 まずは、メッセージを翻訳してみよう。外国語で投稿されたメッセージを長押しするとメニューがポップアップするので、「翻訳」をタップする。設定済みの言語に翻訳する確認ダイアログが開くので、「OK」をタップすると日本語訳がその下に表示される。翻訳速度は速く、翻訳精度も高い。決しておまけ機能というレベルではなく、内容の把握は問題なく行なえる。

メッセージを長押しし、ポップアップメニューから「翻訳」をタップする

「OK」をタップする

一瞬で日本語訳が表示される

 ちなみに、この翻訳は他の人には見えない。つまり、同僚が外国語で直接やりとりしている中、これどういう意味だっけ? と思って翻訳してもばれることはないので、気軽に利用できる。

通訳機能を使えば、常時メッセージに訳が付く

 毎回お互いが翻訳するようであれば、通訳機能を利用すると便利だ。トークルームの右上の矢印アイコンをタップして「通訳」アイコンをタップする。設定画面が開いたら「通訳機能の使用」をオンにして、「言語を選択」をタップ。翻訳する言語を選択して、「OK」をタップすれば準備完了。

 外国語で送信されたメッセージには自動的に日本語訳が付き、日本語で投稿したメッセージには自動的にその外国語訳が付くようになる。

トークルームの矢印アイコンをタップし、メニューから「通訳」をタップする

言語を選択する。ここでは、日本語と韓国語を選択し、「OK」をタップする

外国語で送信されたメッセージに自動的に日本語訳が付くようになる

日本語で返事をしても、相手の言語訳が付くのでスムーズにコミュニケーションできる

 複数の言語が飛び交う場合は、「通訳」の設定画面で「マルチ通訳」をオンにする。続けて自分が使う言語を選択して、「OK」をタップすれば準備完了。それ以降に投稿された外国語のメッセージには自動で翻訳が付くようになる。それぞれが自国語を設定すれば、複数の言語でもリアルタイムにコミュニケーションできるのがすごい。

「通訳」の設定画面で、「通訳機能の使用」をオンにし、「マルチ通訳」を選択する

英語や韓国語がリアルタイムで日本語に翻訳されて表示される

それぞれのメンバーが自国語への翻訳を表示できる

 このようにLINE WORKSでは、リアルタイムに外国語を使う人たちとチャットコミュニケーションできる。短期間ながら、試用した限りでは精度は高かったが、機械翻訳もまだまだ完璧ではないので、複雑な構文や冗長な表現、過度な敬語は避け、とにかくシンプルな書き方を心得よう。なにより、日本人にとってとても大きな言語の壁をほとんど意識せずに意思の疎通ができるのは、驚きの体験だ。頼もしい機能なのでぜひ活用しよう。

 次回はLINE WORKSの既読機能について紹介していきたい。

■関連サイト

カテゴリートップへ

この連載の記事