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第7世代APUでも戦える映像ポート搭載

MSIがRyzen 5に合わせAMD B350採用のマザーボード発売

2017年04月11日 17時00分更新

文● 天野透/ASCII

 MSIは4月11日、Arsenal GAMINGシリーズのミドルレンジモデルとなる「B350M MORTAR」を発売した。Ryzen 5発売に合わせたもので、2-way AMD CrossFireに対応するほか、AMDが年内に市場投入を予定している第7世代APUでの、4Kゲームプレイを見据えたHDMI・DisplayPort出力を備える。市場想定価格は1万3046円。

 B350M BAZOOKAの上位モデルにあたる本製品は、基板背面に赤色LEDを配し、Mystic Light Sync技術により、サードパーティー製LED搭載デバイスの発光パターンや発色をコントロールできる。また、Ryzenシリーズとの組み合わせにおいては、PCI Express 3.0 x4接続で最大32Gpsの転送速度を実現するTurbo M.2スロットを装備するほか、PCI Express x16スロットにはSteel Armorによる補強とEMI/静電保護が施される。

 メモリーの回路パターンは最適化されており、ほかのコンポーネントから完全に独立させて安定性とパフォーマンスを両立。Ryzenシリーズと組み合わせでメモリーオーバークロックにも対応する。MSIのSocket AM4マザーボードに共通のA-XMP機能もサポート。DDR4メモリーのパフォーマンスを最大限引き出せる。

 音質面ではスタジオクラスの高音質を実現するAudioBoost機能を搭載。コンデンサーもオーディオ機器で採用される高品質コンポーネントを使い、クリアなサウンドの実現をうたう。

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