Core i7-5500UとNVIDIA GeForce GTX 850Mを搭載
9万円台でデスクトップ級フル装備の17型ノート「HP ENVY17-k200」
2015年04月21日 11時00分更新
日本ヒューレット・パッカードから17.3インチ液晶ディスプレーを採用した「HP ENVY17-k200」シリーズが発売された。シルバー基調の洗練されたボディに第5世代インテルCore i7プロセッサやディスクリート・グラフィックスを搭載し、最新のPCゲームも楽しめる高性能を実現しているのが特徴だ。
今回はフルHD液晶ディスプレーを搭載し、M.2対応の256GB SSDと1TBのHDDを組み合わせたストレージを採用するプレミアムモデルを試すことができたので、その特長や使用感などを紹介していこう。
性能に妥協のないハイスペックノート
日本ヒューレット・パッカードの「ENVY」シリーズは、同社のコンシューマ向けノートPCの中では先進性やパフォーマンスを追求した上級機。今回試した「HP ENVY17-k200」は、そのラインアップ中最大となる17.3インチの液晶ディスプレーを搭載したモデルだ。
シルバーとブラックを基調としたボディは質感がよく、上級機にふさわしい洗練された雰囲気を醸し出している。おもに机の上に据え置いて使用することを想定しているため、手に取るとずっしりとした重さを感じる。だが、このサイズの液晶を搭載した全部入りノートとしてはどちらかと言えば軽い方。部屋間の移動時に持ち運ぶくらいなら、まったく問題ない重さだ。
Core i7-5500UにGeForce GTX 850Mを搭載
CPUはインテルの第5世代Coreプロセッサ、Core i7-5500U(2.40GHz/TB時最大3.0GHz)を搭載する。グラフィックスはNVIDIA GeForce GTX 850M(4GB)を採用している。このGTX 850Mはミドルクラスに位置づけられるGPUだが、新アーキテクチャの採用で前世代に比べて大幅に性能が向上しているのが特長。ENVYシリーズにふさわしい高パフォーマンスのグラフィックスだ。
(次ページ、「ディスプレーは映り込みの少ない非光沢のフルHD」に続く)