プラスワン・マーケティングは、「freetel」ブランドで展開しているSIMフリー端末のラインナップを強化。税別で1万円を切るAndroidスマートフォン「priori2」と、同じく6000円を切るガラケー「Simple」を発表した。
まず、priori2は3G対応の4.5型ディスプレー(480×854ドット)を搭載するAndroidスマートフォン。CPUはクアッドコア1.3GHzで、メインメモリーは1GB。OSはAndroid 4.4.2。3G(W-CDMA)の対応周波数は2.1GHz/800MHzでドコモのFOMAプラスエリアにも対応し、ドコモMVNOの格安SIMとの組み合わせに適している。
またオプションのバックカバーが27種類用意されており、色を変えて楽しむことができる。発売は12月下旬予定で、価格は9980円(以下、すべて税抜)。予備バッテリーとオリジナルカバーのセットも用意されており、こちらは1万2800円。
一方のSimpleは通話とSMSの機能に特化したフィーチャーフォン、いわゆるガラケーだ。約40×90mmというサイズでありながら、1000mAhという大容量のバッテリーを搭載。さらにストラップホールが付いているほか、Bluetoth接続によるハンズフリー通話も可能と、通話専用ケータイと考えるとなかなか魅力的。こちらもFOMAプラスエリアに対応する。価格は5980円で、発売は来年1月下旬を予定している。
同社の格安SIM「freetel mobile」との組み合わせで
SIMの通信量割引も
同社はドコモMVNOによる格安SIMサービス「freetel mobile」も11月から展開。1GBの高速通信が利用できるデータ専用プランが月670円。090番号による音声通話機能もプラス月600円で追加できる。音声通話付きSIMでもMNPでの転出でなければ、解約手数料が必要ないのも1つの特徴である(MNPでの転出時は要手数料)。
なお、freetelブランドの端末とfreetel mobileのSIMの同時購入時には、1年間SIMの通信料が安くなるキャンペーンも12月2日から予定している。