最近、さまざまなサービスが終了しているが、米Yahoo!も6月28日(現地時間)以降、終了するサービスを発表した。その数は12件。この中に1995年にサービスインし、同社が2004年に買収した検索エンジンの老舗「AltaVista」も含まれていたことが話題になっている。
1998年、Googleの登場は検索サービスの勢力図を一気に覆してしまった。DECの研究者によってスタートし、ロボット型検索エンジンの代表格だったAltaVistaも勢力が一気に縮小、2004年にはYahoo!に買収された。最近では実質的にYahoo!Seachのリンクとして細々と存続していたが、ついに7月8日、18年にわたる歴史にピリオドが打たれることとなった。しかも、Yahoo!のリリースには「今後の検索はYahoo!を使ってね!」という一言のみという寂しさだ。
すっかり存在を忘れていた人も多いかと思うが、入れ替わりのサイクルが早いネット業界で18年も続いていたことは逆に驚きと言える。