2月の「MWC 2013」で世界的に注目を集めたAndroidスマホ「HTC One」(関連記事)。アルミ削り出しのフルメタルボディーの美しさが最大の特徴だが、このHTC Oneがそのデザインモチーフそのままに日本ユーザー向けにカスタマイズ。「HTC J One HTL22」として、auからリリースされる。発売は6月上旬以降。
HTC J Oneの魅力はなんといってもそのデザイン。金属の素材を活かしたフレームと、手の形に合わせたような背面のカーブで、手に取った瞬間にその良さが伝わってくる。
機能面でもHTC Oneを受け継いでおり、最大のアピールポイントがカメラである。リアカメラの画素数は約400万画素だが、これは1画素あたりの受光量を高める狙いがある。暗い場所でもキレイな写真が撮影でき、ファイルサイズも小さいためにSNSへのアップロードに最適である。
また「HTC Zoe」と呼ばれる機能では、シャッターを押す1秒前から、押してから3秒後までの連続の写真を保存。ベストなタイミングの写真を確実に残せるようになる。
ホーム画面のデザインも新しくなり、「HTC BlinkFeed」ではSNSや写真、ニュースなどを統合し、タイル状でまとめて表示する。
ディスプレーは4.7型フルHD液晶(1080×1920ドット)で、CPUはクアッドコアの「Snapdragon APQ8064 1.7GHz」。内蔵ストレージは32GBで、バッテリーは2300mAh。おサイフケータイ/ワンセグ/赤外線といった国内ユーザー向け機能も搭載する(防水は非対応)。
本体サイズは約69×138×10.5mm、重量は約157gと、「HTC One」よりはやや厚みが増している。カラバリはホワイトメタル、ブラックメタルの2色。
「HTC J One HTL22」の主なスペック | |
---|---|
メーカー | HTC |
ディスプレー | 4.7型液晶 |
画面解像度 | 1080×1920ドット |
サイズ | 約69×138×10.5mm |
重量 | 約157g |
CPU | Snapdragon APQ8064T 1.7GHz (クアッドコア) |
内蔵メモリー(RAM) | 2GB |
内蔵ストレージ(ROM) | 32GB |
外部メモリー | microSDXC(最大64GB) |
OS | Android 4.1 |
LTE対応 | ○(下り最大100Mbps) |
WIN HIGH SPEED | ○ |
無線LAN | IEEE802.11n(2.4/5GHz対応) |
テザリング | ○(最大8台) |
国際ローミング | CDMA/GSM/W-CDMA |
カメラ画素数 | リア:約400万画素CMOS/イン:約210万画素 |
バッテリー容量 | 2300mAh |
FeliCa | ○(+NFC) |
ワンセグ | ○ |
赤外線 | ○ |
防水/防塵 | ×/× |
SIM形状 | microSIM |
連続待受時間(3G/LTE) | 約450時間/約370時間 |
連続通話時間(3G) | 約820分 |
カラバリ | ホワイトメタル/ブラックメタル |
発売時期 | 6月上旬以降 |
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