カリフォルニアでも花粉症!?
3月10日にアメリカは夏時間に突入
カリフォルニア州ロングビーチで開催された「TED 2013」、テキサス州オースティンで開催された「SXSW」と、2週間続けて出張のうえ、その次は1週間空けて東京へ。ほとんど自宅にいない3月を過ごしています。花粉症の私ですが、米国でも少なからず花粉は飛んでいる模様で、特に目のかゆみの症状に悩まされつつあります。3月下旬に訪れる東京、やや不安があります。
米国は一部の州を除いて、3月10日にデイライト・セービング・タイム、いわゆるサマータイムに突入しました。3月10日の午前1時になった瞬間、時計は午前2時となり、1時間進みます。今まで朝8時だったところが9時になり、夕方6時だったところが7時になるといった具合に移行するのです。
サマータイムに自動で調整されるiPhoneは、普段通り7時にアラームが鳴ります。しかし、それは昨日までは朝6時だったのですから、目が覚めてもまだ薄暗い状態。こうして調整される当日の睡眠時間は1時間減り、目覚めも悪くなり、昨年もそうでしたが、この1週間はずっと眠気に悩まされることになるはずです。たった1時間だけなのですが……。
一方で夕方の景色は変わります。3月中旬ですら、夜7時になってやっと日が沈みます。夕方の日が出ている時間が延びるのです。3月でこれですから、カレンダー上の夏を迎えると夜9時まで明るいということになるのです。仕事を終えてもまだ、照明設備なしにスポーツが楽しめる環境は、太陽を最大限に活かしている感覚があると言えます。
もっともこれは、夏場は昼間どんなに暑くても30度に行くか行かないかのうえにカラリとしていて、夜もするすると気温が下がって20度を下回る日もあるバークレーだからこその話です。昼に30度を超え、夜は25度を下回らない日本の夏では、サマータイムを導入したらすぐにバテてしまうんじゃないかと思います。
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