3月2日、マウスコンピューターは、スリムタワー型ビジネスPC「MousePro-iSシリーズ」に新機種「MPro-iS210B」を加えた。新Core iシリーズを搭載しているのが特徴だ。
新たに加わった「MPro-iS210B」は、「MousePro-iSシリーズ」のプレミアムモデルという位置づけになる。最小構成は、CPUにCore i3-2100(3.10GHz)、H61チップセットを搭載。そのほかのパーツ構成はスタンダードモデルと共通だが、OSにはWindows 7 Home Premium 64bit版を採用し、直販価格は4万9980円となっている。
本製品はBTOに対応しており、ハードウェア面では、CPUをCore i5-2400(3.10GHz)、Core i5-2500(3.30GHz)、Core i7-2600(3.40GHz)のいずれかにアップグレードできる。メモリーは4GB/8GBへの増設に対応する。
HDDに関しては、1TB/1.5TB/2TBから選択可能なほか、別途インテル製SSDの「X25-M」の120GB/160GBをシステムドライブとして増設できる。光学ドライブはDVDスーパーマルチが標準搭載となり、DVD-ROMドライブへのダウングレードも可能だが、差額は0円という点に注意したい。
また、グラフィックス機能については、NVIDIA GeForce GT430か、NVIDIA Quadro 600の増設にも対応している。
執筆現時点では、500台限定のキャンペーンモデル「MPro-iS210B-0228」も販売中。プレミアムモデルからの変更点としては、メモリーを4GBに増量し、OSはWindows 7 Professional 64bit版を採用しつつ、直販価格は据え置きの4万9980円となっている。
今回はプレミアムモデル「MPro-iS210B」のカスタマイズ品を評価した。BTO内容は、CPUにCore i7-2600(3.40GHz)、8GBのメモリー、NVIDIA GeForce GT430、インテル製SSD「X25-M」の120GBモデル、500GBのHDD、DVDスーパーマルチドライブ、メモリーカードリーダーを搭載と、ほぼフルカスタマイズしてある。OSはプレミアムモデルと同じWindows Home Premium 64bit版で、直販価格10万8570円の構成になる。
エントリーモデルもラインアップ
「MousePro-iSシリーズ」には、エントリー構成のスタンダードモデルもラインアップしている。最小構成は、CPUにCeleron E3400(2.60GHz)、G41チップセット、PC3-10600に準拠した2GBのDDR3メモリー、500GBのHDD(7200rpm)、DVDスーパーマルチドライブを搭載する。OSはWindows 7 Home Premium 32bit版を採用。直販価格は3万9900円となる。
こちらもBTOに対応しており、CPUはPentium E5800(3.20GHz)/Core 2 Duo E7500(2.93GHz)にアップグレード可能。メモリは4GBまでの増設に対応している。その他のBTO内容はプレミアムモデルと共通になる。
また、500台限定のキャンペーンモデル「MPro-iS200B-0222」も販売中だ。スタンダードモデルからメモリーを1GBに減らし、DVDスーパーマルチドライブをDVD-ROMドライブに変更して低価格化を図っている。直販価格は2万9820円。
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