今や最新インターフェイスの代表格となったUSB3.0。秋葉原でも毎週対応機器が発売され、普及の度合いは加速するばかりだが、「COMPUTEX TAIPEI 2010」の会場ではVIAが4ポート対応コントローラーを出展していた。
ブース内のデモ機には、USB3.0を4ポートサポートするコントローラーチップ「VL800」を搭載したPCI Express x1インターフェイスの拡張カードが装着されていた。担当者の話では、「メーカー各社との調整が順調にいけば、今年の第3四半期から出荷が始まると思う」とのこと。実際にマザーボードなどに採用されるのは年明けあたりからなりそうだ。
USB3.0サポートのコントローラといえば、2ポートをサポートするルネサステクノロジ(旧NECエレクトロニクス)の「μPD720200」の独占状態。厳密には1ポートをサポートするFresco Logicの「FL1000G」もあるが、やはり対抗となるのはNEC。今後の動きを見守りたい。
なお、実はGrand Hyatt Taipeiでブースを構えていたFresco Logicについても動きがあったので付け加えておくおく。こちらでは、新たに2ポートをサポートする「FL1009G」を公開。実際に動作させているのが確認できた。ポート数ではルネサステクノロジの「μPD720200」に並んだことで、今後は「コストパフォーマンスを武器に売り込みをかけたい」とのこと。某有名メーカー製のノートPCにも採用されるという点をアピールしていた。
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