Seventeam製の電源出力のステータスモニタ「Power Display」がザワードから登場した。+5V/+12V/+3.3V/5SBの電圧/電流と総消費電力をLCDに表示するほか、システム温度やファン回転数も監視可能となっている。
Seventeam製の電源出力のステータスモニタ「Power Display」 | 本体背面に電源の各コネクタを接続し、本体から伸びているケーブルをマザーボードや各パーツなどに接続する仕組みだ |
この製品の特徴は設定した基準を超えるとアラームでユーザーに知らせる機能を搭載しているところ。LCDには+5V/+12V/+3.3V/5SBの各電圧/電流/消費電力と、各系統をトータルした総消費電力を表示可能だ。そのほかにも、温度センサが検知した温度とファン回転数も(最大4ヵ所)表示できる。
注意が必要なのは、総消費電力が常時400Wを超える環境では使用できないほか、PCI Expressは接続不可となっている点だ。“SLI”や“CrossFire”といったビデオカードを2枚差しで使用するPC環境などでの使用には向いていない。Pentium MやTurion 64を搭載した低消費電力PCや、長期間電源を使用していて電源の寿命が気になっている人などに適した製品といえよう。サイズは143(W)×141(D)×41(H)mmで、重量は670g。価格はCUSTOMで5980円。またZOA秋葉原本店、TWOTOP秋葉原本店、アーク、高速電脳でも週末から5980円で販売予定としている。
LCDには4chの電圧/電流/消費電力/温度/ファン回転数を表示可能。写真は電圧を表示している状態 | 総消費電力が常時400Wを超える環境では使用できないほか、PCI Expressは接続不可となっている点に注意 |