ソフトバンク(株)は、51%出資の連結子会社であるビー・ビー・テクノロジー(株)(以下BBT)を、同社グループ6社(※1)からの株式譲受によって、完全子会社化したと発表した。
※1 グループ6社 :ソフトバンク・ブロードメディア(株)、ソフトバンク・ファイナンス(株)、ヤフー(株)、エヌ・シー・ブロードバンド(株)、ソフトバンク・テクノロジー・ホールディングス(株)、ソフトバンク・イーシーホールディングス(株)。子会社化の主な目的は、同社によるBBT経営に対する責任などのコミットメントを一層明確化することと、ブロードバンド総合サービス“Yahoo! BB”事業における、BBTの主要なビジネスパートナーであるヤフーなどのグループ各社とBBTとの独立性・透明性を強化することにあるという。今後は、同社とBBTの一体化を進め、経営の効率化を追求していくとしている。
なお同社は、資本関係の有無にかかわらず、ヤフーをはじめとするグループ会社は、Yahoo! BB事業におけるBBTのビジネスパートナーである、としている。今回の決定により、各社の役割分担や関係を資本面でも明確化することで、よりダイナミックな事業展開が可能になるという。また、引き続きグループ会社や提携パートナー企業をブロードバンド事業の推進の核として、企業価値の増大につなげたいとしている。