デルコンピュータ(株)は、企業向けノートPC『Latitude(ラティチュード)』シリーズに、『Latitude C600』と『Latitude C800』を追加した。両モデルとも、本体に無線LAN対応アンテナを装備しており、今後発売される無線LAN対応カードをminiPCIベイに装着することで、802.11b対応の無線LAN端末として使用できる。無線LANカードの発売は2001年1月を予定している。
デルコンピュータが発表した『Latitude C600』 |
Latitude C800は、CPUにモバイルPentiumIII-850MHzを採用したA4オールインワンノート。1400×1050ドット/フルカラー表示に対応した15インチTFT液晶、DVD-ROMドライブやCD-RWドライブ、セカンドHDDなどの装着が可能な“メディアベイ”を備える。本体メモリーは標準64MB(最大512MB)、HDD容量が10~32GB(UltraATA/66)、ビデオチップが、カナダATIテクノロジーズ社のRAGE Mobility M4(ビデオメモリー16~32MB)など。本体サイズは幅276×奥行き331×高さ45.5 mmで、重量は3.28kg。最小構成時の価格は33万3800円。発売は11月を予定する。
Latitude C600は、CPUにモバイルPentiumIII-700~850MHzを搭載したミドルレンジモデル。64~512MBメモリー、容量6~20GBのHDD、カナダATI社のRAGE Mobility 128(ビデオメモリー8MB)、解像度1024×768ドット・フルカラー表示に対応した14.1インチのTFT液晶ディスプレーなどを装備する。本体サイズは幅319.5×奥行き253.6×高さ36.9mmで、重量は2.2kg。最小構成時の価格は29万3800円。