米マイクロソフトが宇宙空間を体験できるソフト「ワールドワイド・テレスコープ」を公開したとのことで、さっそく遊んでみました。
このソフトはグーグルアースの宇宙版のようなもので、宇宙空間を3Dで構築し、ハッブル宇宙望遠鏡やチャンドラX線観測衛星、スピッツァー宇宙望遠鏡のそれぞれが撮影した画像を表示させることができます。上下左右にグリグリと動かすことはもちろん、拡大縮小することも可能です。
縮小すると、星座などのラインが表示され、拡大すると星の周りの衛星や銀河や星雲などをハッキリ見ることができます。また、ガイドツアーを選択すればナレーションつきで、天体の解説をしてくれるという親切機能付きです(ただしすべて英語)。
グーグルアースと違って実生活の役には立たないかもしれませんが、普段、宇宙と縁遠い生活をしている私たち一般人にも、このソフトさえあれば気軽に宇宙旅行をしているような気分にさせてもらえます。深海以上に未知の世界である宇宙に思いを馳せる人も、漫画やアニメでしか宇宙を知らない人も、ぜひ遊んでみてください。現在は試験版なので、無料でダウンロードできます。