軽く、カンタンにiPodをカスタマイズしたいあなたに
別に悪口を言うわけじゃないけど、iTunesってけっこう重い。曲の追加、ジャンルの変更、プレイリストの整理、はじめてしまえば楽しいんだけど、少し古いマシンだと、ソフトの重みでちょっと面倒くさいなーとしりごみしてしまうことがある。
30日に発売された(株)イーフロンティアの「XPlay 3」はその気分を軽くしてくれる“ちょっと便利”な楽曲管理ソフトだ。従来のバージョンを持っていた人には当たり前かもしれないけど、はじめから紹介していこう。
曲もビデオも入れ替え放題
このソフトの見どころはなんといっても「カンタン出し入れ」。曲や写真やビデオのファイルを、パソコンとiPodで超カンタンに出し入れできるのがポイントだ。
操作方法は、そのまんまWindowsエクスプローラーな画面からドラッグ&ドロップするだけ。フツーのHDDとまったく同じ感覚で使える。iPodでは再生できなかったWMAファイルも、ドラッグ&ドロップでMP3に自動変換してくれるというお利口機能つきだ。
見て見てこのタグ編集!
ちいさなことかもしれないけど、タグの編集がまあラクなこと!
Ctrlキーを押しながら曲やアーティストをカチカチ選び、右クリックから「プロパティ」を表示すれば、編集できる項目が太字で表示される。そこをクリックして入力すればタグは編集完了だ。
プレイリストだってサクサクできる。リストに入れたいものをがーっと選び、右クリックから「プレイリストに追加」を選ぶだけ。
これだけ聞くと「iTunesと同じでない?」と思うかもしれないが、こちらにはソフト特有のねばっこさがほとんどないのが大きな違い。すべての作業がローカルディスクを整理するような感覚なのだ。いやもうこの快感ったらない。
“オレ専用”写真集だってつくれるぞ
プレイリストといえば、このバージョンから新機能として写真のプレイリスト機能、「フォトアルバム」がつくれるようになった。こっちもやっぱり右クリックから「追加」を選ぶだけのカンタン操作だ。
机のすみっこでiPodをデジタルフォトフレーム代わりに使っていると、スライドショーされる写真にもオリジナルのリストをつくりたくなるものだ。適当にランダム表示してもらうのもいいけど、やっぱり気分に合わせて変えたくなるのが人ってもの。
好きな写真家でまとめるのは初歩として、「砂浜の写真だけ」や「夜景だけ」でリストをつくることもできる。赤いものが映りこんでいる写真だけを抜き出して、“オレ専用”のアルバムだって編集可能だ。