インテル(株)は3日、モバイルインターネットデバイス(MID)や、低価格のインターネット対応パソコン向けとして新CPUブランド「Atom」(アトム)を発表した。
Atomは小型のデバイスなど、低消費電力用途向けに新たに開発された45nmプロセスのCPU(開発コード名は「Silverthorne」または「Diamondville」)。同社としては最小サイズとなる25mm2サイズのチップに4700万個のトランジスターを搭載。熱設計電力は0.6~2.5W程度と、Core 2 Duoシリーズ(最大35W)と比べて大幅な低電力化を実現している。コアクロックは最大1.8GHzまで高速化が可能。またCore 2 Duoシリーズの命令セットと互換性を持ちマルチスレッドにも対応している。