アビットテクノロジー(株)エムオーディオ事業部は6日、音楽制作用のUSB MIDIキーボード「KeyRig 49」、米ジーフォース社のソフト音源「Virtual String Machine」、米ウェイアウトウェア社のソフト音源「KikAxxe」──3製品を発表した。価格はすべてオープンプライス。実売価格は2月9日発売の「KeyRig 49」が1万3800円、2月15日発売の「Virtual String Machine」は1万5800円、同じく15日発売の「KikAxxe」が7800円だ。
「KeyRig 49」は、49鍵標準鍵盤のUSB MIDIキーボードだ。オーディオ・ループ・シーケンサー「Ableton Live Lite」が付属しており、即興性や自発性を重視した柔軟な作曲や録音が可能だ。もちろん、GarageBandなどの音楽制作ソフトでも利用できる。
本体サイズは幅806×奥行き192×高さ62mm、重さは2kg。 対応システムはMac OS X10.3.4以上またはWindows XP/Vista。対応マシンはPowerPC G3 800MHz以上/インテルCPUを搭載したMacまたはPentium Ⅲ 800MHz以上のPC。
「Virtual String Machine」は、多くのビンテージ・ストリング・シンセサイザーのクラシックなサウンドを再現できるソフトウェア音源。60種類ものサンプルセットから2つのセットを重ね合わせ、それぞれにシンセサイザーの細かなセッティングが可能だ。スタンドアローンで動作するだけでなく、DAWソフトのプラグインとして使えるのも特徴のひとつだ。
対応システムはMac OS X 10.4以上またはWindows 98SE/ME/2000/XP。対応マシンはPowerPC G4 1.25GHz以上/インテルCPUを搭載したMacまたはIntel Pentium Ⅳ 1GHz以上のPC。
「KikAxxe」は「ARP Axxe」シンセサイザーを忠実にエミュレートしたソフトだ。豊富なプリセットが用意されており、シンセシスやプログラミングの知識が少なくても使いやすい。プラグインとして使え、またMIDIコントローラーをつないでスタンドアローンでも使える。
対応システムはMac OS X 10.4以上またはWindows XP/Vista。対応マシンはPowerPC G4 1GHz以上/インテルCPUのMacまたはIntel Pentium Ⅳ 1GHz以上のPC。