無線LANの実効スループットが約153Mbps(同社測定値)に達するという無線LANブロードバンドルータ「WZR-AMPG300NH」がバッファローから発売となった。無線LANカード単体の「WLI-CB-AMG300N」と両製品がセットになった「WZR-AMPG300NH/P」も同時に店頭に並んでいる。
「WZR-AMPG300NH」は、今年6月の電波法改正で開放された40MHzの帯域幅(デュアルチャネル)に対応し、理論値最大300Mbpsで無線通信できるというIEEE 802.11a/b/g/n(ドラフト1.0)準拠の無線LANブロードバンドルータだ。従来製品の“倍は速い”としているのが特徴で、2つのチャンネル(通信帯域)を使用して従来の2倍無線LANを高速化する機能“倍速モード”の場合、IEEE 802.11nドラフト1.0での接続では無線LAN実効スループットは約153Mbps(同社測定値)に達するという。なお、有線の実効スループットは約171Mbps(FTP)となっている。
セキュリティー機能としては、WPA/WPA2、128bit/64bit WEP、Any接続拒否、プライバシーセパレータ、MACアドリスフィルタリングなどに対応。有線インターフェースとしてギガビットイーサネットを4ポート搭載する。付属ソフトの対応OSはWindows Vista/XP/2000/Me/98 SE。販売しているのはT-ZONE.PC DIY SHOPで、価格は2万9800円。IEEE 802.11a/b/g/n(ドラフト1.0)対応無線LANカード単体の「WLI-CB-AMG300N」が1万800円、両製品がセットになった「WZR-AMPG300NH/P」が3万7800円となっている。PCの高速化という意味ではCPUやメモリ、HDD、VGAといった基幹パーツへの投資はもちろん重要だが、見方を少々変えてこの手のジャンルへの投資も考えると快適なPCライフが送れるかもかもしれない。