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長嶋一茂、岸田首相の長男に「2代目はバカ息子が多い」と自虐ネタ

 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が5月26日、金曜コメンテーターを務める「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。〝2代目はバカ息子が多い〟と自虐ネタを披露した。

 番組では、5月25日発売の「週刊文春」が報じた岸田文雄首相の長男で首相秘書官の翔太郎氏の不適切な行為を特集。記事によると、翔太郎氏は2022年末、首相公邸で約10人の親族と忘年会を開催。赤じゅうたんが敷かれた階段で、親族一同の記念写真も行っていた。ここは22年8月、内閣改造の際に新閣僚の撮影が行われた場所でもあった。

「文春」の報道を受けて、岸田首相は公私混同ともいえる行為をおかした翔太郎氏に厳重注意したことを明かした。秘書官更迭については否定している。

 この問題について、番組では翔太郎氏が岸田首相の長男であることから、世襲制にも問題があると指摘。一茂は「お父さんが息子の尻拭いをしているように見える」と切り出し、「息子さんのほうが説明されたほうが僕は良かったと思います。僕も57年間〝バカ息子〟と言われてきたけど、2代目っていうのはバカ息子が多いけど、彼もそうならないようにしてもらいたい」と苦言を呈した。

 一茂の父親といえば、言わずと知れた〝ミスタープロ野球〟、元巨人軍選手で終身名誉監督の長嶋茂雄氏。政治の世界と違って世襲制ではないが、一茂は有名選手の2代目として注目を集めた。87年、ドラフト1位でヤクルトに入団したが、通算7年のプロ野球生活で打率は2割1分、本塁打は18本と父・茂雄氏に遠く及ばない成績だった。

 また、12年には一茂の家の壁に「バカ息子」と落書きされたトラブルが発生した。落書きの主は、すでに芸能界を引退した女優のマネージャー。その女優と、一茂の子供が通う小学校で保護者間トラブルがあったようだ。

「一茂はいまや、情報番組やバラエティ番組から引く手あまたの売れっ子タレント。芸能界入りできたのは父親の〝七光り〟であることを本人も十分自覚しているはずですが、彼は先行きが保証されていない芸能界に入ったことで、投資を猛勉強。一部報道によると、不動産投資やファンド、為替などで、投資による年間推定収入は5億円オーバーだとか。天然キャラというイメージですが、資産運用では頭脳派です」(芸能記者)

 ただのバカ息子ではなかった。

(石田英明)

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