サロパ行けないのでサロパセット買おうかなと思いつつサロパセットは我慢したのに結局アムアージュのディスカバリーセットを買いましたという話。
SNSでアムアージュの艶消しの香水瓶が綺麗だったのでノーズショップWeb Storeに行きSNSに載ってたやつの名前を調べてディスカバリーセットを覗いてたらそれが入ってて、ほうほう…と購入ボタンを見たら残り1個の表示で即購入。今見るとボトルもほぼほぼ売り切れてるのでディスカバリーセットお迎え出来て非常にラッキーだった。
Made in OMANが家に来たのは初めて。ようこそ我が家へ。オマーンの香水と聞くとイメージは甘ったるそう!濃そう!!!なのだが、キリアンを嗅いだ後だと全然穏やか。偏見でした。
SNSに瓶が載ってたのはサーチ。キャップを外そうとしただけなのにスプレー部分ごと外れて3分の2溢れて絶望。3分の1残ったことを僥倖に思おう。匂いは柑橘。複雑な苦みのある香りが残る。これがガイアックウッドとシダーなのだろう。ただのレモンとかユズではない、シトラス系の皮っぽい匂いがあり穏やか。
いい匂い。としか表現出来ない…。分離しがたい不思議な匂いが混じり合っている。Web Storeで香りの成分表を見たイメージとはだいぶ違う気がする。ベルガモットとローズは輪郭を保つために存在しているがメインではないのでこのようになっているのだろう。他の要素が複雑に絡み合って独特な水辺の花のような清涼感になっている。
リニエージュ
ミルラとパチョリ。こういうアプローチもあったのかーという驚き。このディスカバリーセットだけなのかアムアージュが全体的にそうなのかは4つしか嗅いでないから分からないけどスパイスが甘過ぎず尖り過ぎない絶妙なバランスで存在していて調和のキーになっている気がする。香るけど甘過ぎないのが良い。
ややキリアンみ。4つの中で一番濃い甘さ。エンジェルズシェアに似てるなと思ったんだけどヘーゼルナッツとサンダルウッドとバニラのせいかなと。酒要素は入ってない。他の人が嗅いだら全然似とらんやんけというのかもしれない。オスマンサスとローズの気配が良くわからない…。最終的にすべてがバニラに包まれてしまうのでバニラ成分があと半分控え目になったら好きかもしれない。バニラを使う時、人は躊躇というものを忘れがちなのだろうか。
現時点でペンハリガン(ポートレート系)、ジョーマローン(モス系)、フエギア、アムアージュが性に合うなという個人的な感想。