地方でゲストハウスといういわゆる素泊まりの安宿を経営している。
今年で3年目でまだまだこれからという状況だ。
日本人の休みのとり方上仕方がないのだが、年間の利益の半分をGWと夏休み期間に依存している。
そしていま旅行業界が熱望していると言われているGoToTravelキャンペーンに戦々恐々としている。
まずメリットがないどころかデメリットのほうが多そうだと予想される。
ホテルと客層が重ならないように価格帯や宿泊形式で差別化してきたわけだが、1泊2食付き1万円の宿にGoToTravelキャンペーンが適用されると客層がかぶってしまいキャンセルが発生したり予約が入らなかったりする気がしている。
それでも業界に活気が戻ればと思ったいたのだが、我々の宿、もしくは他のゲストハウスから新型コロナ感染者が出た場合のリスクが高すぎる。
ゲストハウスは相部屋が基本、かつ一人あたりの利益がかなり低いので高稼働でないともたない。
相部屋を休止するなどできる対策はすべてやっているが今の首都圏の状況からすると心配しかない。
まあ国のキャンペーンなので有事のときは国が責任をとってくれるだろと思っていたが、どうもそうではないらしい。
「Go Toキャンペーン」旅行者と事業者 感染防止策を 西村大臣 | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200712/k10012511091000.html
望んでいないキャンペーン、かつリスクはある状況で、夏休みの予約はすでにある程度受けていて休業もできない。
キャンペーンを首都圏で感染者が落ち着いてからにするか、せめて夏以降にしていただくか、何かあったときは国が責任を取る旨、確約していただけないだろうか。
我々ゲストハウスは小さいが、業界における地域の役割は小さくないと感じている。
宿泊以外の飲食やアクティビティにおいてはサービス外なので旅行者は外でお金を落とすこととなるからでヨーロッパや東南アジアでは安宿が街を作ると言われている。
京都で100軒以上廃業したと聞いている。地域のためにもこれ以上ゲストハウス業界に負の影響がないようにしてほしい。
末端の安宿の現場事情まで官僚や大臣が知る由もないのは承知の上でのお願いだ。
追記:現在予約が入ってる隣県からのお客さんのキャンセルと感染リスクのある状態での首都圏からの来客を懸念しています。わかりにくくてすみません。
意訳すると「相部屋宿泊施設が感染リスクなく客足も戻って通常営業できるまで休業したい。その間の収入は国なりが補償して欲しい」ってことでOK?
ヤリたいのかヤリたくねえのかどっちだよ? 不安なら、いっそのこと逆張りして、 『アンチGo Toキャンペーン』にして、 それに沿った、今までのゲストハウスじゃ有り得ない、個室で客...
そういう所ってかなり外国人観光客に依存してる印象だったな。 なんてことないフロントのおばちゃんがそれなりに英語話せてて凄いなあと思った。
これってオリンピック利権で潤い損ねた電通とパソナに金を流すためにゴリ押されたキャンペーンて本当なの?ひどすぎるだろ
>> 何かあったときは国が責任を取る旨、確約していただけないだろうか。 するわけ無いだろ、高級官僚が公文書偽造や自殺に追い込まれたときだって責任を取らなかった政権だぞ?...