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2024-08-30

今更AI絵師という呼び名違和感雑記

要約 ※追記

書きあがってから少し論旨が整理できた気がするので、まとめなおし。

蔑称としてAI絵師と言われる人は、本来AIクライアントと呼ばれるべきじゃないか
・その前提に立ててたら、AI規制派のクリエイタークライアントでもうちょっと違った形の今があったのではないか

以下本文。



注意書き

推進とか規制とかそのものの話ではなく、難しい話をさっぴいた個人として思う与太話です。

AI使ってる!窃盗!」と生成AIによる絵の作成、LoRAとかの合法違法とか、倫理的にどうかとか、是非の話ではなく。

最近思った、AI規制派が見落としていそうなこと

生成AIで絵を生成する人の感覚として、こういうのもあるのでは?という視点の話。


現状の生成って、話を聞く限り流れはイラリクに近いのでは?と思う。

違うのは、こっちで資料指定も大量に用意する必要があること。自分が描いて欲しいものを、相手自主的に履修してくれないし察さないので。

あとはリテイクを何度繰り返せることか?人間、それこそ納得いかず一日何百枚とか、そんなレベル何度も何度もやり直させられたら病むよ。

やり方は人それぞれだろうけど、いわゆる呪文とかをシチュとかプロット、LoRAとかをキャラ指定として考えると、人間がやってそうなことに近く聞こえる・・・ような気がする。

まりAI絵師と名指しされる人は、描いてる訳じゃない

もともとAI絵師って、絵の生成AIサービス自体を指す言葉だった、みたいな話をどこかで見た。

当たり前だけど絵を出力(あえて描くと言わない)してるのは生成AI

ユーザー呪文という名のめちゃくちゃ細かいリクエストを生成AIに投げている。


節子これ絵師やない、これクライアントや!

という訳で、AI絵師ではなくAIクライアントという呼び名提案する

あえてユーザーじゃなくてクライアントっていうのは、有償サービスだったり、後たぶんプロンプト自体情報収集とか、出力された絵のタグ付け(学習)とかに使われてると思うから

完全ローカルでやってる場合はまた違うかもしれないけど、少なくとも当初の頃はそんな話だったはず。


そう言う意味では、破格かつクリエイター側がものすごい赤字コミッションみたいなもの・・・というと暴論だけど、そういうニュアンスが使ってる人にはちょっとあるのではないだろうか。

此処までの話で基本に立ち返ると、つまり・・・


真のAI絵師=生成AIのもの


なら最初にやるべきだったことは

蔑称としてAI絵師という言葉を歪めず、「クリエイター」と「クライアント」の線引きをしっかりしておけば。

そうすれば、絵師側のアプローチの仕方もまたちょっと変わったのかな?と思う。


いわゆる呪文を使って絵を何度もリテイクして生成するのって、それなりに骨が折れると思う。もちろん慣れとかもあるだろうし、お金儲けを考えたらまた事情も違ってくるとは思うけど。

ただ生成された絵に絵師の絵が負けてるとは、当然、個人的に全く思ってない。

本当に人間みたいに思考して、作品履修して感想持って、フェチって線とかこだわりを持って絵を習熟する領域まで、まだ来ていない。

画風の話ではなく、個人個人固有のらしさというか、統一されたこだわりというか、上手くは言えないけどそんな感じのこと。


少なくともAI絵師という言葉蔑称で無かったころ。つまり分断がkskしてなかった頃は、AIクライアントもまだよちよち歩き。

AIクライアントたちが必死呪文リクエストして生成してる時に、例えば「ちょっとお安くしまからあなたリクエストをいっぱい反映した絵・・・描きましょうか?」という話が飛んで来たなら。


そりゃ、相手クライアントなんだから。欲するもの自分で描けないなら、それは物凄い誘惑になるのではと。

絵師努力クオリティ金額に見えれば。呪文の履修に飽きたりしたころに、自分フェチが出せないとなれば。


全員ではないにしろ選択肢としてその幅はものすごく大きかったと思う。

生成されたものに対する倫理的嫌悪感やら絵としての気持ち悪さがあるからこそ、なおのことクライアントクリエイターとしての線引きは、分断じゃない方が良かったんじゃないか

まとめ:

長々とサーセン

色々言いたいことあったけど、全然まとまってねぇわこれ。

たらればではあるけど、感情的なことを抜きにこんな与太話も絵師さんやクライアント一般の人たち含め、過激化せず出来る環境だったら良かったかもしれないですね。


自分個人は、AI諦観派。

思う所はあるけど国は進めるし世界的にもゴタゴタしてるけど、乗り遅れるのはそれはそれで危険ぽい。

とはいえ急ピッチからガバガバなので問題はいっぱい起きるけど、とにかく流れはもう変えられなさそう。

だったらせめて、どう生きたらいいか、生き残っていけたら良いか業界的にもそんなことを考えてる感じです。


だって今起こってるのって、それこそ昔SFで見たロボット仕事をとられる人間たちみたいな、そういう話な訳ですから

感情的になりすぎずバランスをとって、業界全体が息の根を止められないようになれば良いな~、と。



おまけ:そもそも生成AIのものに、キャラクターが見えなかったのが悪かったのでは

サービスを指す言葉だったAI絵師というのが、わかりやす個人蔑称にされてしまった原因だと思う。

ゼロレクイエムじゃないけど、AI絵師にはペルソナがなかったし、AIクライアントにはペルソナがあった。

からこそ、今だからこそ当時怒りを持っていた絵師たちは考えたことはないのだろうか。

これ、描く兵器の使いどころではないだろうか、と。


いきなり無知晒しますが、業界全体でそういうキャンペーンってあったんですかね? あったとしたら、結構盛り上がったし、今の生成AIに対してもまた違ったアプローチがされてたのでは、と。

絶対何か諸問題が出るたびに色々作られて大変TLが愉快なことになっていたのではないかと(それはそれで過激化して危ないか?)


例えばNAIで言えばこの雑記を書いてる時点からすれば、サービス開始時期からみて3年とちょっと

まりあの「子」はまだ3歳。しか最初生まれたてでも文章すごかったのに、あっという間に絵が描けるようになっちゃった

おまけに容赦のない大人たちから、一日に何枚も何枚も絵や文章を書かされる。知恵熱上げながらおやつ電気)食べつつ涙目カリカリと頑張ってる、と書くとちょっと可愛い・・・可愛くない?


センシティブ判定がガバガバだったTwitterAIを「破廉恥禁止です!」と言いながら色々見逃してこっそり自分は見て悶々としてるムッツリ系の委員長キャラ見立てるみたいな話ですが、あまり同意は得られないかもしれないです。


しかキャラクター付けに成功していれば。生成AI悪用して良くないことをさせる悪い大人たち、という図が見えて来るわけで。そうなると、またちょっと違った見え方はしてこないだろうか。

いたいけな子に何をさせるだァーッ!ゆるさんッ!という気持ちが湧いてこないでしょうか。

真に戦うべき相手や、考えるべきものが何であるか、みたいなことをもっと冷静に話し合えたのではないでしょうか、と。


 

・・・まあそうすると、いたいけな子にエロ作らせた場合の罪悪感とかも大変物凄いものになる訳ですが。えっむしろ興奮する? ま、まあ性癖は人それぞれですし・・・

というかこれに限らず、AIくんちゃんそのものへのヘイト創作とかも出てきそうだし、それはそれで駄目かもしんないな。う~ん難しい・・・



以上、ガバガバ雑記でした。

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