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2024-07-27

ある倉庫作業のひとコマ

キッティング作業というのがあり、大量の端末を作業スペースに並べて、必要な設定を人力でしていく。付随して開梱・梱包テプラ貼りその他もろもろの雑事を分解分担してこなしていく。

こういう現場に呼ばれるのはだいたい日払い派遣作業員であり、単純作業なのでスキルは求められない。

作業応援現場に入ったところ、最初コンビを組んだのがやたらにデキる女で、作業の飲み込みが早く正確で目的把握もしていて、作業パターン効率限界まで上げつつ次のフェーズ作業者がやりやすいような気遣いである完璧さで舌を巻いた。設定作業は初めてで、普段ピッキングがメインだそう。

次に追加されたメンバーちょっとヤバい男で、作業手順と作業目的を伝えても、目的達成のための手順をすぐ忘れてしまう。出荷機材の指紋等汚れ清掃作業なのだが、目視して汚れを見つけ拭くのではなく、「なんかてきとうに拭いた」動作になってしまうのだ。しか作業も遅いので、前出のデキる女が前作業を捌きながら嫌な顔もせず清掃も補佐していて、なかなかにつらい。その後の別作業では自分フォローした。

職場としてはとてもホワイト環境で必ず休憩時間もありミス作業の遅さに怒るようなことはない。そもそもスキルを求めていないので、上記のように天と地ほどのスキル差が発生することがままあるようだ。そうなるとさすがに同じ時給で働いてるのは作業員的にも会社的にもモヤっとなるけれど、作業員もずっと継続して就業するわけでもないし作業量に応じて流動的に人員の増減をするので、解決不能のまま繰り返されている模様。

まあどうにもならんかな。

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