それは証明の順序が逆だね。
「男が」抑圧してきた、というのならば、それは「すべての男が」抑圧してきたということだ。
「男」という概念に何かしらの切り分けを行わない以上、それは全男性が抑圧に加担したと見做して絨毯爆撃を行った、ということ。
抑圧に加担してこなかったマイノリティ男性を示す言葉についてコンセンサスが持たれていないということは、
マイノリティを認知する言葉を持たないということ。つまりマイノリティの存在自体を認めていない、ということ。
この件については、フェミが「弱者男性」あるいはそれに近似する概念で、「男」を切り分け処理してこれなかったことを批難されているんだ。
んで?フェミはなにいってたんだ?
最近、説明会の予約枠が大学で異なるという点で、ネット民が暖を取っているようだ。
そろそろ梅雨だというのに、ボヤに集まるというのは、牧歌的な村の風景である。
良い機会なので(関係各位に迷惑がかからん程度に)内情を説明したいと思う。
逆に聞くけど、職歴フィルターって無いの?
無職とその道10年のキャリアの人間で、評価違うの当然だよね?違う?
同じように、
とか、当然のようにあるよ。
もちろん、そういうやり方をしないと宣言しているトコロもある。
ソニーとか業界でも有名。アソコ昔からちょっと変で、徹底してる。詳細はググれ。
無職と弁護士、法務に採用するならどっち?みたいな話しといてなんだが、法律は男女フィルターは禁止してる。
(つーか、ほんとは年齢制限もしちゃイカンのではあるが努力義務だし)
かの有名な「男女雇用機会均等法」だ。
女性管理職が少ない少ないって叩かれるとな、まあ企業も一応は努力するわけだ。
一般職総合職って言い方古いが未だあるんだ。で、女性管理職つまり女性総合職も採用したい。
そうするとな、男性応募者1000人、女性応募者100人で、採用枠50人だとするな、
まあ確率的には、だいたい45人が男性で、5人が女性になるだろ。
判る?
全員平等で全員機会均等だと、本来は(均一に能力が散らばってると仮定すれば)女性少ないの。
こういうのアファーマティブ・アクションとか言うらしいが、まあ企業側の都合だな。
なろう小説みたいに俺TUEEEな企業なら良いんだろうケド、まあ人事も過労死したくないから限界はあるのよ。
するとね、企業説明会とか、採用面接とか、できる人数に限界があるのね。時期的にもそうなる。
んでね、高校時代に勉強もしなかったし大学でも遊んでましたみたいな学生ほど数が多い。
しかもだ、自分が有名大学で無いし就職が厳しいと思う学生ほど、必死だ。
んで、フツーの話するんだけど、人ってだいたい有能さんと無能さんが居るとしたら、真ん中の人が多いのね。
超ざっくりなんだけど、今って大学新卒就職希望者って40万人ぐらいなのよ。
日東駒専レベルで20万人ぐらいかな。国立早慶で5万人ぐらい。
そうすると、人事的に残業対応も限界です勘弁して下さいの説明会1000人対応するとして、
確率的にだよ?運良く均等に各大学からまんべんなく人にご応募頂いたとしてでだ、
日東駒専のみなさんが500人、国立早慶のみなさんが125人、東大さんが8人。
コレってさ、平等なのかな。
例の「満席になった!」って言ってたやつな、イイノホールのカンファレンスルームだろ。
あそこ、繋いで使っても300席無いんだよ。1日2回、600人だな。
判る?
ざっくり言って、国立早慶未満の学生さん30万人が殺到するの。
「あ、一応東大です」とか言う学生さんね、3000人しかいないの。
しかもさ、法学とか医学とか獣医学とかは絶対来ないこと考えるとね、東大生1000人もいない。
日程も土日でやるなら3ヶ月で25回。普通そんなにやんないでしょ。それでも対応できて1万5千人。いや死ぬだろ。
そうするとさ、無い知恵絞るわけさ。
国立大学枠を準備しとこうとか。
モニョモニョ部長さんのアレコレでこの大学枠だけ広げとこうとか。
今回のボヤ騒ぎは、まあワクの話で、ある程度ご勘弁願いたいと思うなあ。
他にやりようなんかある?抽選とかにしたら間違いなく東大さんハズレるぜ。確率的に。
んで、ハイパスフィルターみたいに、大学名で機械的に足切りしてる企業が、無いとは言わない。
こっちはフィルターって話で良いと思うけど、まあ内定者調べるくらいしかやりよう無いわな。
○うちょはワリアイ、そこまで学閥無いと思うけどなー
んで、フルイの話なんだけど、テストとかすると面白いことに学士さんはキレーに入学歴で並ぶんだわ。
もちろん平均的にって意味だけど。(つまり国立でも無名大学でも、遊ぶヤツは遊ぶが、勉強する奴は勉強する)
良く学歴ロンダとか院生のことバカにするけど、やっぱ院まで行く人は、大学入学歴に関係なく(確率的に)賢い人多いよ。
結果、内定者の顔ぶれ見ると、なんかこう大学名で選んだみたいに見えるな-って事はある。
さらに、(※各大学ごとに枠を設けさせて頂いております)とか書く必要性は感じない。
そのへん詰めてっても良いけど、きっと愉快な方向には転がらないぜ。
あ、でも、「持ち駒」とか呼ばない「ホントにホントに行きたい」と思ってくれてる学生さんは、
一人でやってる可能性すらあるよ
「抑圧からの解放」がフェミニズムで、何を主眼とするのかが個々人によって違うので、その具体的な抑圧を提示する意味はまったくないと思うのだが?
トラブルになる可能性の高いブラッククライアントについて、見分けるための特徴を少しだけ書いておく。
「スーパーブラック」は制作費を踏み倒される可能性が高く、「マイルドブラック」は制作費に見合わない可能性が高い。
こうして並べてみると「当然だろ!」と言ってしまいそうだけど、上記に当てはまるクライアントは珍しくない。
特に「契約書等を交わさない」などは、小規模~中規模程度の会社だと普通。
メールや電話で依頼されて、見積書→制作→納品→請求書って流れで。
最初は人当たりの良いクライアントも多く、ついつい信用してしまいがち。
でも少しでもトラブルが起きるとブラッククライアントに豹変する。
独立したばかりの頃は、上記のブラッククライアントに遭遇する可能性が高い。
今日面接したところはまあいわゆる大手で、実際ビルもバカでかくて出入りしてるサラリーマンもスーツに革靴、おしゃれ刈上げにフェリージのカバン的なイカニモな人たちばっかりだった。ちょっと憧れる。うん。よし、気合い入れよう。
一応、時間に余裕もって到着。でかい入口。でかいドアを押しあける。ロビーもでかい。受付のキレーなお姉さんに名前告げる。IDカードを手渡される。応接フロア直通のエレベータはこちらです。彼女が指さすエレベータもとにかくピカピカでフロアボタンもめちゃくちゃあってとりあえず指定された35Fってボタンを押す。高速エレベータ。はやっ。日立とか?東芝とか?
降りるとこれまためっちゃでかいドア。ノックして返事を待つ。どうぞ。ドアノブに手をかけて会議室に入ったとこまでは覚えてる。・・・るんだけど、中に入るとちょう高そうなスーツにド派手なオレンジのネクタイした役員ばっかりでむちゃくちゃ緊張。中央で一番偉そうにしてるのが社長だ。さらに緊張する。緊張しまくる。そんでなにしゃべったかわかんないまま面接終わると急にお腹痛くなって廊下奥のトイレにかけこんだ。
とりあえずお腹の急降下はことなきを得て洗面台に手をかざそうとする。と、ガヤガヤ言いながらさっきの役員とか社長が入ってきた。なんか僕のこと「けっこうよかったんじゃないか?」みたいに雑談してる声が聞こえてきて、うわー、マジすか? やべー、これは受かる! って、はわっ隠れるところもないのに顔とかかくしたりなんかしていやいや挨拶しないとっつってむりくり挨拶しながら出ようとするも、気づかれる。
「いや君面白かったよ」とか言ってくれて肩とか叩いてくれる。便器に立つ役員。社長。洗面台に僕。
チャックをあげてこっちに歩いてくる役員。社長。それを見てる僕。
「がんばりたまえよ」
そして気づく。
あいつら手を洗ってない。
手を洗ってない!
たぶんあのばかでかいドアも洗わない手で。
受付のキレーなお姉さんもあの手で。
そしてそのどれもに僕は手を触れたのだった。
もちろん。もちろん、この手を洗えば一度はキレイになる。キレイな手に戻れる。
でもこのままこの会社に入ったら、僕はこの手を汚しつづけることになる。
そう思った。
辞退した。
ネカマってあるよね。
男が女のフリしてネットやるの。
それの逆で、女なのに男のフリしてネットやるのを、フェミニストにやらせてみたことがあったんだ。
彼女は常々、「女性だからという理由で優遇されることなどない」というスタンスだったからね。
それで、twitterやはてなでフェミニズムについて一言あるような立場にいた。
俺はリアルでの付き合いから入ってたから、彼女のネットでの立場には懐疑的だった。
というのも、彼女は大学はFラン寄りだし、彼女の論も人の受け売りばかりだし、特に見るべきものなんてないんだよね。
(俺の友達だというだけで、察しがつくような気もするが)
それって、「女性だからチヤホヤされてる」んじゃないの?って、ずっと思ってたわけ。
彼女はそんなことないって言ってたけど、じゃあ試しに、35歳の独身のおっさんって設定でtwitterやってみてって事になった。
やってみた結果はまあ一目瞭然。
本アカではフォロワー3500あるのに、一ヶ月経ってもフォロワーは50も行かなかった。
「腹減った。お昼何しようかな~」「おソバに決めた」「最近がんばったから今日は海老天トッピングしちゃお」
とか、そんなくだらないツイートでも20代の若い女性がやってるってだけで、男は群がってくる。
それでフォロワーは増え、自然に交流も生まれて権力が生まれる。
時々、らしくなくフェミニズムに関する意識高い問題意識もツイートしたりして、うざいし。
さらに悪いことに、本アカで相互フォロワーになってる人をフォローしたりリプを送ったりしていたが、黙殺されていた。
正直見てられなかった。
「こんなはずない…こんなはず…」
青白い顔をしてつぶやく彼女の姿は、合コンでトイレから帰ってきたら誰も居なかった時の俺の姿を思わせた。
きっと俺はこんな顔して、立ち尽くしてたんだなー。
仕事で、都内の年収1,000万円超の人十数人に対し、ライフスタイル等についてデプスインタビューしたんだが。
このクラスの人の、クルマに対するスタンスは、はっきり言えば『二極化』している。
大体5割程度の人が、
クルマの保管方法にもこだわりで、屋根がなきゃイヤだとか、イタズラされないようにシャッターが無きゃダメだ、とか。
一方で、実に3割程度の人は「そもそも、クルマを持ってない」。
必要に応じてタクシーを呼ぶのか、それともカーシェアを活用するのか、兎に角合理的判断で「クルマなんてイラね」を実践している。
で、本来なら多数派になりそうな、「国産のクルマ(軽を含む)を持ってる」というのは、全体の2割程度だろうか。
なにいってんだ。「男性によって女性は抑圧されている」という主張の「男性」には、弱者男性が含まれているだろ。
「弱者男性」という概念が、フェミの攻撃がただの絨毯爆撃だということを赤裸々にしている点で、この弱者男性論争が面白いと思っているだけだ。
素朴な互助助けあい団体以上の弱者救済運動を認めないんだ。やっぱり、あなたはあらゆる弱者救済運動の敵なんだね。
フェミニストは巨大でもなければ、巨大な利権がある圧力団体でもないよ。
フェミニストが自分達のことしか考えていないという事実はないよ。「弱者男性を助けたがらない」という多分に仮定的なストーリーから、あなたがそう評価したというだけ。
違う。男性だしね。
だから、あなたがあらゆる弱者救済運動を非難できる理屈を使ってフェミニズムを攻撃している以上、傍観者ではなくて、当事者だね。
あなたの「利権団体」認定の基準、そして公益のために行動していないと判断する基準はよほど甘いんだね。
そしてあなたは、弱者男性の救済のためにフェミニストを批判したいのではなくて、自分がケチをつけたい弱者救済運動を非難するダシに弱者男性を利用していただけだったんだ。
(私は言って欲しいことは言ってもらったし、言いたいことも言ったので、これで終わりにしますよ)