「楽しい」と感じられなくなった背景はこんな感じでしょうか?
「もっと何かできたはず」
「あの時ああしていれば…」
っていう後悔や罪悪感です。
「死」ということに対して
心の準備が何もない状態で、突然突きつけられる現実を受け入れることが容易ではないこと。
亡くなった状況、その時のことがいつまでも離れないこと。心的外傷になるかも知れません。
これからできることは…
急がず、自分の気持ちをそのまま受け止めること。
心が回復の途中にあるんだ、ということを受け止めること。「今はこういう時期なんだ」と自分を俯瞰して見ること。
グリーフケアを受けること。
カウンセリングも一つですが、同じ経験をもつ人達がどうやって生きているかを知ることも一つです。
私には、この場所です。
妻のことを思いながら自分のための癒しの時間を持つこと。
私には、月1回の写経です。
他者への支援を通じて自分を見つめること。
今の私のお仕事ですかね。
支援と言うとおこがましいですが、私の源動力は
妻と同じような生き辛さを抱えている方へ…です。
色んな方法があると思いますが、私はもう何も失うモノがない。猫と生活できるだけの収入があればいいと思いましたので。
家族がいると、仕事としては決断できなかったと思います。
でも分かってるんです。
妻が望んでいるのは、少しずつでも「私自身の幸せを見つけること」だと。
日々の小さな楽しみと小さな心地よさを探しながら
のらりくらりと生きています。
私には、猫との小さな生活です。
昨日、55回目の写経に行ってきました。
もうすぐ七回忌です。