朝4時起きのボランティア
お正月、据えられたご馳走を自由落下状態で頂いて、
かなり暴走しました。
ランニングもまるまる2週間はお休み。
ホノルルマラソンまで絞ってきたカラダは逆回転でどんより。
そろりランニングを再開したものの、
時差ぼけだし、よろよろしています。
この週末そんなこと言っていられません。
早朝から夕方5時まで、
ボランティアの約束をしています。


一旦、ボランティア用パーキングに停めて、
そこからトロリーでシャトルしてもらうから、早めに出発。
朝4時起きです。
ところが、KIKIはパパがアラームをセットしたのが気になってか、
3時半くらいに起き出してしまい、パパを起こしに来ます。
7時にならないと明るくならないこの時期、もちろん外は真っ暗。
まだ通行パスもパーキングパスももらっていないから、
パーキングの公園に入れるのかなあ、
なんて心配していたのに、ゲートにはパーキング整理のボランティアさえまだいません。


ぴったり5時にシャトル発車。
昨年までのトライアングルパークのパーキングと違って、
フアカイパークから会場近くのバスストップまではあっという間。
まだ朝開けぬカハラの住宅街を貸し切り状態のトロリーが疾走します。
ところどころに立つシェリフたち、
「おはよう!」
声をかけたり、かけられたり、
ワイアラエカントリークラブまでは数分です。


ボランティアの集合時間は5時半で、
ハワイ時間でみんな気ままな時間に来るのかと思っていたら、
5時10分で、もうほぼみんな集合。
ボランティア愛なのか、ソニーオープン愛なのか、
みんな熱心だなあ。
3年目のSONY OPENボランティア
前日、日没でラウンドしきれなかったプレーヤーもいて、
この日のファーストティーは7時10分。
だから、
ギャラリーも真っ暗なうちから来たりします。
今年の大会は、
フラッグたちは、みんなハーフマスト(半旗)。
大会初日はジミーカーター元大統領の国葬で公休日となり、
この一週間全米は服喪期間です。
それ以外はいつものソニーオープン。
ボランティア3年目のKIKIパパもずいぶん勝手が分かってきています。
夜半までざあざあ振りで、
その雨音がママやKIKIも、起こしちゃったのに、
夜が明けたら、
あっけらかんのハワイ晴れ。
明るくなれば、配置されているアドミッションコミッティーは大忙し。
メインゲートの改札だの、日本語対応などがお役目で、
投げかけられる質問は、
入場券の買い方だの、選手のティータイムだの、スカイボックスの場所だの、から、
キャッシュがないからどうしよう、とか、
そしていつものドタバタ。


入場でトラブル続発
持ち込み禁止アイテムは公式サイトに載っているけど、
特に日本人、韓国人の中にはこの注意を見ていない入場者の割合が多くて、
毎年混乱します。
1週間前にニューオーリンズのバーボンストリートでの暴走での大量殺人、
ラスベガスのトランプホテル前での爆破事件、
などが立て続けのアメリカ。
アメリカ人の多くはセキュリティが厳しくなることを予想してきているのに、
海外からツーリストは今一つのんびり。
特に、持ち込み荷物はもともとPGAルールが厳しいから、
例年、自己防衛に対して意識が今一つの日本人が、ゲートでひっかかります。
対応する日本人ボランティアたちもなんとか、
トラブルに発展しないように、陰ながら汗をかきます。
入り口でセキュリティに通せんぼ、されている日本人たちの下に駆けつけて、
ちょっと手招き。
透明なプラスティックバッグに荷物を入れ替えて、
改めてスクリーニングに並び直すように伝えたり、
それでも大きさがひっかかって持ち込めない場合は、
最悪ボランティアの荷物として、
スタッフ物資としてこそっと預かります。
それもセキュリティスタッフに見つかれば、
ボランティア自身が放逐されてしまい限界があります。
このトラブルが、一日中続きます。
Photo by Iori-san
ボランティアのイオリさんは、
プロショップで、プラスティックバッグを自腹でいっぱい買いこんで、
お助け係に駆け回り、
日本人ボランティアみんなで、
コトが大きくならないようにセキュリティと日本人の間に入って、
あーだこーだ。
これも対処療法で、
一番の心配は、ここ数年でセキュリティが日本人に厳しくなってしまったこと。
インストラクションを守らない、というイメージがついてしまい、
イジワルされる羽目になっています。


のんびりした空気のゲート2
実はゲートによってもちょっと温度差。
メインゲートと違って、
日本人がほとんどこないゲート2はちょっとのんびりムード。
セキュリティは、
大きな荷物は持ち込ませないように、という管理方法は一緒でも、
お財布とケータイとだけを持参して、
あとはアドミッションのスタッフに預けろ、
なんて言います。
ゲート2は、メインゲートから歩いて10分ほどで、
シャトルバスのバスストップから歩く距離は、
メインゲートとあまり変わりません。
8番ホールのすぐ脇にあって、
カハラの住民たちの出入り口として知られているけど、
日本人はほとんどやってきません。
セキュリティのアンクルたちはみんな気さく。
ボランティアたちとおしゃべりしながら、
の仲良しグループ。
なにより、ゲート脇の8番ホールは、
ライオンコーヒー、ビールのミケロブ、サンドウィッチのマイキーマイクス、
のフードトラックがならび、
ビールやコーヒーを飲みながら観戦できる数少ないホールです。
日本人対応スタッフも常駐
ボランティアにとっては、
メインゲートは大きなテントが設えられているから、
多少の悪天候は大丈夫。
ゲート2は一張りのテントで、雨風が凌げません。
今年は、
一日目メインゲート、二日目ゲート2というアサイメント。
そこはかとなく、それぞれの空気があります。
ちゃんとゲート2にも
日本語係は配置されるので、
日本人もウェルカム。
入場で行列ができることはなく、
強面のセキュリティも実は、心優しいアンクルたち、
それに、
帰り大混雑するシャトルバスに乗らなくても、
カハラコミュニティーパークや、フアカイパークや、のパーキングまでも
歩いて10分ほどです。
2日間、
早朝から夕方までの任務もやっと終了。
最後の一仕事、は、
残ったランチや、スナックや、の送り出し。
来場することがチャリティ
NPOのスタッフがホームレスの人たちへのミールサービスの足しに、
と受け取りに来ます。
ソニーオープンは、もともとチャリティゴルフトーメント、
これまで地元ハワイ350以上の非営利団体に2,500万ドルを寄付し、
そのサステナビリティ活動も際立っています。
だから、
選手たちの活躍を楽しむだけじゃなくて、
来場するだけで、グッドウィルを示せる素晴らしい大会です。


とは言っても、
細々したインストラクションに注意を払うは、
他人のためはもちろん、結局自分のためです。
ボランティアたちも、心地良く観戦してもらえるよう頑張ります。
機会があれば、
ゲート2からの入場して、よりらくちんに、
もお試しください。
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