永世神社

2024年10月27日(日)参拝

 

ながよじんじゃ

住所:佐賀県鳥栖市永吉町452−10

ねこまんまさんと

中冨記念くすり博物館の帰りに

寄らせていただきました

以前から社名に惹かれるものがあり
しるしを付けていました
 
鳥栖市は1954年に制定した
比較的新しい市ですが
歴史は古く、ヤマト政権時には

既に「鳥巣(とりす)」と呼ばれていたそう

古文書「肥前国風土記」によると
「応神天皇の御代、
この地に鳥屋が置かれた」とあり
様々な鳥を飼育して献上していたことから
「鳥巣」と称していたが

これが後に「鳥栖(とす)」に転化したという

 
またWikipedia情報によると

「魏志倭人伝」の「對蘇(つさ(つそ))国」は

鳥栖を指す可能性が高いとありました
※諸説あり
 
鳥栖市には
有名で大きな神社はない印象で
公民館や
遊具のある公園と隣接しているような
素朴な雰囲気の神社が多いです
ちなみに鳥栖市の総鎮守は

四阿屋神社(あずまやじんじゃ)のようです

一の鳥居

永世公民館と隣接しており

広場が共用の駐車場のようです

この額の漢字を見て
鎮座地の住所が「永吉」なので
元々は「永吉神社」だったのかと
思っていたら
「世」の旧字が「卋」でした
二の鳥居
 
手水舎

 

 
二基の狛犬さん
凄く見られている感があります
社殿

肥前風土記によると

景行天皇が高良の行宮からお帰りの途中
酒殿泉のほとりで食事をされた時
お召しの御鎧が平常とちがって
光り輝いているので占なわせたところ
この土地の神々が
天皇の御鎧を欲しがっている
とのことであった
 天皇は「そうであったのか、
では、永世の宝とせよ」
と仰せられ御鎧を奉納せられた
それで永世神社ととなえ
この辺を永吉の里といった
その鎧の貫緒はほとんど乱れ落ちたが
鎧や兜の板は今も残っている
と記されている
◆御祭神◆

住吉大神 大巳貴命

八幡大神 春日大神

 
注連縄で一部隠れていますが
向拝に鶴の彫刻
正八幡宮と似ています
本殿

 

内容不明の祠
 
稲荷社
 
蘇鉄
 
ビックリするほど蚊がいたので
早々に退散しましたお願いお願い