11月はカトリック教会では
死者の月で
天国にいる人のために祈ります
私も3日の主日ミサで
家族の追悼をお願いしました
迷ったり、不安な時に
そばで話を聞いてくれていた人が
ひとりまたひとりと
先に天国へお引越ししてしまい
猫たちに話すばかりの日々
そんな時に「聖書と典礼」(年間第31主日)の
最後のページに
「また会う日までともに」という
読んでいて涙が出そうな言葉が
綴られていました
それは聖霊学園高等学校教員で
修道女でもあるシスターがかかれたものでした
生徒たちに一番好きな聖歌を聞くと
多くの生徒が「かみともにいまして」と
こたえたそうです
この聖歌はご葬儀でよく歌われますが
元々お葬式の歌というのではありません
ミッションスクールでは卒業式などにも
歌われます
実際、私も小学校の卒業式で歌って以来
とても好きで支えになっている聖歌です
それでシスターは生徒たちと「死」について
分かち合いをしたそうです
以下、一部ご紹介します
「死」について考える時間を持つと
寂しさを超えた「生」と「死」の深い繋がりを
実感しました
確かに「死別」には悲しみや寂しさが
伴います
しかし死者を想う時、意外にもその訃報は
その人との思い出をどんどん呼び起こし
この世から旅立ってこそ深く心に
残り続けるものがあることに気付きます
〜途中 省略〜
死というものは辛いものですが
心の中でその人が生き続けているという
感覚は、旅立った人がより身近に
感じられるようになるのではないでしょうか
「かみともにいまして」…この「ともに」は
神だけではなく、神のもとに召された人々と
私たちが常に繋がっているという意味も
こめられているように思います
また会うその日まで、神とともに
私たちの道を守り、
ともにいてくれる存在なのでしょう
聖霊奉侍布教修道女会 片山桃子氏の文章より
ブログを訪問してくださる方の中にも
大切なご家族とお別れして
寂しさと向き合っている方もいらっしゃるので
ご紹介させていただきました
信仰を超えて、共有できると
嬉しく思います