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ストレス

最大9連休!「長いお正月休み」にしてはいけない3つのこと

【公認心理師が解説】年によって日数が変わるお正月休み。カレンダー通りなら、短い年で5連休、長い年で9連休です。2024~2025年の年末年始は、最も長い「9連休」がやってきます。長いお休みだからこその、注意すべきポイントをご紹介します。

大美賀 直子

執筆者:大美賀 直子

公認心理師・産業カウンセラー /ストレス ガイド

ゆっくりと家時間を楽しむ

長いお正月休み。すっきりとリフレッシュして、新年をスタートするコツは?


カレンダー通りなら「9連休」のお正月休み。久しぶりの長い連休を楽しみにしている人もいるでしょう。日ごろの疲れを取るには嬉しい連休ですが、9日間の過ごし方によっては、休み明けにつらくなることもあります。疲労感や倦怠感、眠気が続いてしまう、いわゆる「正月バテ」や「休みボケ」と呼ばれる状態です。

長いお正月休みだからこそ、「してはいけないこと」を上手に避けて、気持ちよく新しい年をスタートしましょう。
 

お正月休みにしてはいけない3つのこと

1. アルコールの飲みすぎ
お正月はおめでたい「ハレの日」ですので、昼間からみんなでお酒を楽しむこともあるでしょう。新年を楽しくお祝いするのはよいことですが、長い連休はメリハリがつきにくく、全体を通してのお酒の量が増えてしまいがちです。

お昼のアルコールで夕方に強い眠気におそわれ、昼夜逆転が起こってしまうと、元のリズムに戻すまで大変です。飲酒は基本的に夕食時のみと決めて、量もほどほどに。トータルでの量を考えて、健康的に楽しみましょう。

2. 連日、ハレの日の気分で「ごちそう生活」を続けること
クリスマスから忘年会、大晦日、お正月と、ごちそうを食べる機会が増えるシーズンです。9連休ずっと「年末気分、お正月気分」で食べ続けると、胃腸が疲れ果ててしまいます。普段以上のごちそう生活は、長くても「お正月2日まで」を目安にするのがいいでしょう。

3. ずっと家でのんびり過ごすこと
「寝正月」で疲れを取ろうと思っている人も、メリハリは大切です。9日間も毎日だらだらと家で過ごしてしまうと、新年から運動不足になり、疲れやすくなってしまいます。太陽の光をしっかり浴びれば、気持ちも健康的になります。家の近所の散歩や、初詣をかねてのサイクリングなど、適度に体を動かすことが大切です。 

長い連休は、ゆっくりと羽を伸ばして、心身を休める絶好の機会です。いくつかのポイントだけ押さえて、充実したお正月休みを送ってください。

さらに詳しく知りたい方は、「『正月バテ』を事前に予防!お正月休みの賢い過ごし方」をあわせてご覧ください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
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