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Amazonアソシエイトのマイナンバー(三聖トラスト会計事務所)の件についてまとめ

今更だけど、まとめてみる。

Amazonアソシエイトでのマイナンバーについて

前提(何も知らない人向け)

Amazonアソシエイトでのマイナンバーの流れ
  • 2016年1月
    マイナンバー制度の実施によって、(一部のアフィリエイターは)Amazonにマイナンバーを提出する必要が出てきた。
  • 2017年1月初旬ごろ
    Amazonは、マイナンバーの収集・管理を「三聖トラスト会計事務所」という外部業者に委託した。

    「三聖トラスト会計事務所」は、対象のアフィリエイターに「マイナンバー教えろ」と言ってきた。

  • 2017年11月15日
    「いい加減教えろ」と再度言ってきた。
  • 2018年11月21日
    「いい加減教えろ」と再度言ってきた。(しつこい)

「三聖トラスト会計事務所」はなんでマイナンバーが必要なの?

マイナンバーが必要な理由は、「税法」という法律で決まってるから。

具体的に言うと、Amazonのような「事業者」は、他者(アフィリエイター)に報酬を支払った場合、税務署に「こいつに○○○,○○○円アフィ報酬払ったよー」って感じで「支払調書」と呼ばれる紙キレを提出しないといけないと決まってるらしい。

 

んで、マイナンバー制度がはじまったことによって、この「支払調書」にマイナンバーを記載する必要が出てきた。

だから、「三聖トラスト会計事務所」はアフィリエイターに「マイナンバー教えろ」とメールを送っているらしい。

マイナンバーを提出しないといけない人は?

前述したように「マイナンバーを提出しないといけない人」=「支払調書を提出しないといけない人」。

んで、「支払調書を提出しないといけない人」というのは、「年に50万円以上を稼いでるアフィリエイター」。

ソースは以下。(↓これの外交員ってのに該当するため)

(1) 外交員、集金人、電力量計の検針人及びプロボクサー等の報酬、料金、バー、キャバレー等のホステス等の報酬、料金、広告宣伝のための賞金については、同一人に対するその年中の支払金額の合計額が50万円を超えるもの

引用:No.7431 「報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書」の提出範囲と提出枚数等|法定調書|国税庁

ただ、50万円/年 未満しか稼いでいない人にも「マイナンバー教えろ」と言ってきているケースがあるらしい。(2chソースだけど)

よくわからないけど、「ある程度稼いでるアフィリエイターのマイナンバーは予め訊いといたろ!」みたいな魂胆があるんやろうか・・。

ちなみに、「源泉徴収されてるアフィリエイターが対象だ!」みたいなことを書いてるアフィブログがあったけど、

源泉徴収したからと言って、Amazonは源泉徴収票を税務署に提出する義務があるわけじゃないから、それは間違ってると思う。
(そもそも「源泉徴収票」を発行するのって”給与所得”だけだし、”給与所得”以外の場合は「支払調書」のみを税務署に提出すれば良いはずだから)

マイナンバーを提出しないとどうなる?

・Amazon側からすると・・・
Amazon(三聖トラスト会計事務所)の手間が増えるので「なんでコイツはマイナンバーを提出しないんだ?!手間掛けさせるなよ!」となるかもしれん。
(マイナンバーの記載がない支払調書を税務署に提出した場合、Amazonは「この人からはマイナンバーを教えてもらえませんでした!理由は○○です!」みたいなことを税務署に言わんといけなくなるらしい)

 

・税務署側からすると・・・
「なんでコイツの支払調書にはマイナンバーが無いんだ・・?もしかして偽名でAmazonアソシエイトに登録してたりするのか・・?怪しいな・・。」となるかもしれん。

 

てわけで、マイナンバーを提出しないと「Amazon」と「税務署」の双方から「なんだコイツうぜえ」と思われちゃう。

マイナンバーを提出しないデメリットは?

特にない。

マイナンバーを提出しないメリットは?

特にない。

他のASPでマイナンバーの提出が求められないのは何故?

例えば、「A8net」や「バリューコマース」では、マイナンバーの提出は求められていない。(今のところ)

これは、以下の「外交員」という項目に該当しないためだと思う。

(1) 外交員、集金人、電力量計の検針人及びプロボクサー等の報酬、料金、バー、キャバレー等のホステス等の報酬、料金、広告宣伝のための賞金については、同一人に対するその年中の支払金額の合計額が50万円を超えるもの

引用:No.7431 「報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書」の提出範囲と提出枚数等|法定調書|国税庁

詳しくは以下ページを参照してください。

Amazonの源泉徴収額(Tax Withholding)の帳簿での仕訳方法とか
Amazonアソシエイト(アフィリエイト)では、 月の振込みが「12万円」を超えた部分には、自動的に10%源泉徴収するようになっているらしい。 僕も、Amazonの報酬が月...

僕(専業アフィリエイター)の場合

僕は、今のところ(2018年11月現在)、提出していません。

本当は提出しようと思っていたんですが、「面倒臭いから後でやろう」とズルズル後回しにしていたら、いつの間にか最終提出期限から数ヶ月過ぎてしまって、

  • 「別に出さなくても罰則ないっぽいから、もう出さなくてもええか・・」
  • 「面倒くさいし・・」

となりました・・。

 

てか、そもそも、確定申告もマイナンバーの記入なしで提出したしね。

(提出する前に、税務署員に一通りチェックしてもらったけど「マイナンバー記載してね」とも言われなかったし、別に必須じゃないんでしょう。たぶん・・。)

 

てわけで、Amazonから「マイナンバー提出しないとアカウント停止するぞ」などという脅迫メールが来ない限り、僕はこれからも提出するつもりはありません。

 

おわり

コメントをどうぞ

  1. あややん より:

    こんにちわ!

    ザックバランに説明されていて、
    すごく読みやすく面白く拝見しました!

    最後の私見の書き方もナイスです!!!
    アド○○スとか貼ってあったら応援と感謝を込めてclickしたい!(笑)

    ありがとうございました。

  2. […] […]