2/10
先日洗濯機の水栓から水漏れを発見していたので、その対応のために午後在宅した。管理会社に連絡したら修理の方を即日で派遣してくれ、修理してもらい、お代もいらないと言われた。ありがとうございます。悪い噂しか聞かない会社だが、意外といい人たちかもしれないと思った。
あまり働いていないが疲れ果てており、終業後倒れ込むようにして眠りについてしまった。
2/11
前日の睡眠と合わせて16時間睡眠、さらに昼寝で3時間眠った。何もしていない。
前日のデッドリフトがかなり腰に来ていたのもあって、動くのがしんどい一日だった。
やることを捨ててずっと見ていた動画のシリーズが完結した。少しはこれで動けるようになるといいのだが。
2/12
仕事はまあまあ進めた。待ちの時間も有効活用していく。
1曲でもピアノを触ることを目標に、2時間2曲ピアノを触った。練習していないので上達していないのは泣ける。しかし、最近は締切を気にして気負いすぎていたのかもしれない。スモールステップから着実に前に進むことの方が大事だ。
2/13
仕事はかなり進めた。残業もした。
TDDは天才以外お断りアプローチだと言われている。まあその点には同意するのだが、TDDが有効な開発手法であるのも事実だ。そこで実装→テスト→修正の半TDDと呼ぶべきモチベーションで開発している。これは要するに通常の開発と変わらないという異論もあるかもしれないが、ここで「TDDが天才以外にはできない」という点が利いてくる。開発者がテストを完璧に設計できる天才ではないのと同じように、開発者は一発で一般的なテストに全て通るような実装ができる天才でもない。したがって、テストの前に実装をしたとしても、TDDの理念は達成できる。もちろん、単体テストは行うべきだし、テストもモジュールを組むごとにこまめに行うべきだし、テスト項目はよく検討する必要はあるが。(ほとんどできてない…)
残業のご褒美ではないが、吉野家ですき焼きを食べた。すき焼きには一家言も二家言もある自分だが、まあこの値段でこれだけ肉盛ってお出しできるならわざわざ言うのは無粋ってもんでしょう。粉物は冷蔵庫に置きたい→冷蔵庫がないのコンボで家に砂糖も小麦粉も片栗粉もないんです(塩はある)。
その後、配信を眺めつつピアノの練習をした。残業もあったので1曲だけ。もうちょっと頑張る余地はあったが、まあ…。
2/14
編曲4日目。…のはずがあまりやる気が出なかったので少しプログラミングをしていた。「参考資料が十分にあったし大丈夫!」と思って作業したがその資料は全く参考にできないことが分かり、さらに初めて使うツールだったので訳が分からない不具合(今も分かってない)に大量に遭遇し早々に萎えてしまった。こういうことを跳ね除けるための開発なんだけどなぁ。今年の目標としてのんびりやっていくしかないかな。正直出来上がっても思うようなスペックを発揮しなさそうな気もするのだが、それはしっかりレンダリングしたら変わるかもしれないし。
連日の労働で疲れ果てており、何もできずに寝てしまった。いつに寝たかも全く覚えていない。
2/15
昼まで寝ていた。昼まで寝ると食事の選択肢が狭まるので困る…。
行きつけのインドカレー店に行った。経験を経て学習したため、食べすぎないことが大事だと覚えている。カレーはいつも通りのおいしさだったが、少し飽きてきたかもしれない。激ウマだったナンもナーフしたしなぁ。
インドカレーといえば、チーズナンを初めて食べたときの衝撃を思い出す。別にナンでも何ら不満はないわけだが、追加費用を支払ったときの金額を超える感動。僕もチーズナンのような生き方をしたい。基本無料だが、もしプレミアムを支払ったらばそれ以上の価値や感動を提供できる人間に。
食べすぎなかったので、その後はつつがなくピアノを弾くことができた。休みつつ5時間くらい。久々にフルで練習メニューをこなせた。平日はともかく、休日はこれくらい弾きたい。
2/16
謎に広島に連れてかれる用事が発生していた。一応事前に本やら何やらを準備して臨んだが、結局世間話をしていて使う間がなかった。
八昌という店でお好み焼き*1をいただいた。八昌は大変な名店で知られているとか。並んでいるところは嫌だったので、少し離れた場所にある八昌(暖簾分けした八昌)に食べに行った。
八昌を調べたらたくさんあったので、いろいろ暖簾分けしてるのかなと思って調べたらとほほが出てきた。これほど「全て」があるWebサイトは他にはないのではないか。
写真は撮り忘れたが、コウネという牛の肩バラ肉もいただいた。脂が甘くたくさん乗っていて美味しかったが、太る味だった。
お好み焼きは、関西でよく言われているお好み焼きとも、関西でよく言われている「広島焼き」とも全く異なるものだった。まず麺が多い! 全体の半分くらい麺で、しかも麺には味がついていない。また、「広島焼き」では全体の半分を占めるキャベツやモヤシは、全然入っていない。裏返さず蒸し焼きにするため、卵は半熟感が残っている。全体としては、粉もんというよりもむしろ中華料理の炒麺に近い。
そしてこれがものすごくおいしい! 麺に味をつけないのは引き算の勝利といった趣で、今すぐにでも真似したくなるテクニックだった(正直味つける意味ないと思っているので)。また、野菜を少なくした結果水っぽさがなくなっており、堅焼きにした麺の食感が心地いい。そしてこれに広島のおたふくソースが合うの。「おたふくソースは大阪のもの!」とか言って申し訳ございませんでした。完敗です。あとエセの謎粉もんを「広島焼き」などと言ってすみませんでした。「広島焼き」VS広島のお好み焼きだと、完全にお好み焼きの勝利。大阪のお好み焼きとだと、難しいところ。
その後、広島の中心部に移動した。広島に上陸するのは20年近くぶりだったが、スタイリッシュな大都会に成長していて大変驚いた。はっきり言って三宮に勝っているレベル。それでいて路面電車は変わらず走っており、かつそれが市民にしっかり利用されている姿も印象的だった。路面電車は割と田舎のイメージがあるので、広島中心部の片側3車線+路面電車の光景はかなり驚かされた。ヨーロッパ的街づくりと、アジア的なモータリゼーションが交差する独特な風景だった。
広島では、美術館に行った。立派な佇まいだった。美術館のような構造物でないとまず用いられないような円形の建屋は、美術館をイメージするものの真ん中、まさに「The 美術館」という様子だった。展示もなかなか頑張っており、有名な西洋画家の絵を精力的に集めていた。観光客需要を当て込んでいるのか、全ての絵に日本語と英語のキャプションがついており広島の威光を実感した。ただ、展示室はある程度系統だってまとめられているものの展示室自体のテーマの説明はなく、点での説明は尽くされているが、それを繋ぐ線の説明にやや課題が残ると感じた。まあそれするとキャプションが難しくなるのはわかるけど…。
ただ、何より驚くべきなのはその絵の保存状態で、どの絵も保存状態が極めて良かったのが最も印象に残った。代々よほど素晴らしい人たちに維持管理されてきたのだろう。
特別展も行った。西洋画然としていた常設展示とは異なる雰囲気の西洋画で、それはまた印象的だった。ああいうののフォロワーってオタクに結構いそうな感じだけど、少なくとも記憶している限りではオタクにフォロワーはいないかな。オタクのドメイン知識の貧弱さを毎日嘆いています。Frumsっぽい雰囲気を感じるアーティストだった。
早めの夕食を取って帰宅した。
衝撃的なことを知って、今も興奮が冷めやらぬ。夢の終わりは近い。
*1:現地人への配慮