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収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指しています

娘の「ファースト眉毛カット」に付き添った話。

思春期を謳歌している中学2年の長女、正月にYouTubeでプチプラコスメのメイク動画を見まくった影響で化粧に夢中。先日は部活の友達と一緒に、お年玉を握りしめてLOFTで聞いたことない韓国コスメやらセザンヌやらキャンメイクやらを大量に買って帰ってきました。

 

そしてコスメを一通り揃えたら、今度は「眉毛を整えたい」と言い出しました。

髪の毛も眉毛も、黒くて毛量多めの長女。

母が手持ちの眉バサミで軽く整えてあげても良いのですが、今回は長女にとって人生初の眉カットになります。化粧のプロにきちんと描き方を含めて教えてもらいながら、きれいに整えてもらった方が良いだろうと判断し、車で30分ほどの場所にある眉カットサービスがあるコスメカウンターに連れていきました。

ここは、一定額以上の化粧品を購入すると眉カットを無料で受けられます。今回は無くなりそうな乳液を買い足し、私の代わりに長女の眉カットをお願いしました。

 

長女にとっては人生初のコスメカウンター。担当の美容部員さん(上品で清潔感のある素敵な男性でした!)からケープをかけてもらい、緊張している様子。「どんな形がいいとか、希望はありますか?」と聞かれても、「希望とかは特に…」としどろもどろです。とりあえず、形は美容部員さんにお任せし、毛流れを整えて毛量を調整し、ボサボサの状態を「スッキリ見える形」に整えてもらうことに。前髪をピンで留めてもらい、いざ眉毛入刀。

 

10分ほどで完了。

 

形は大きく変わっていないものの、中学生なりに「垢抜けた印象」に仕上がっていました。

さすがプロの技術。眉毛ひとつで、顔の印象って本当に変わります。

長女は大満足で、帰りの車の中でずっと鏡を眺めていました。

 

そんな長女の様子を横目で見ながら、メイクをすることの一番の効果は、「自己肯定感が上がること」にあるなと改めて感じました。

「あの子より可愛くなること」でもなくて、「あの人に可愛いって褒めてもらうこと」でもなくて、「私は私で、いー感じ」と思えること。

おやつは可愛いクッキー缶。

私が中学生の頃は、子どもに眉毛カットをしてくれるお店なんてなかった気がする(あったのかもしれないけど、連れて行ってくれるような親ではなかった)から、抜いたり剃ったりの黒歴史がありました。

 

眉毛ひとつで「私は私で、いー感じ」と思えるなら、親としてはファースト眉カットくらいは積極的に後押ししてあげたいと思う次第。

 

そして、他者との比較じゃなくて「私は私で、いー感じ」のスタンスでいられたら、概ね楽しく人生を過ごせると思う次第。

 

眉毛を整えて嬉しそうな思春期の娘を見ながら、適度に美容のプロの手を借りつつ、日常生活で「私は私で、いー感じ」と思える程度に自分に手をかけることは、メンタルを良好な状態に保つのに良い効果があるのだろうなとしみじみ感じました。

 

娘、明日はお年玉の残金で眉マスカラとアイブロウパウダーを買うらしい!

楽しそうで良き良き!