こんにちは、ゆきてくです。
今回で誰トク読書感想文の7回目になります。
読書を楽しんでやっていることもあり、本に関する記事を何か書けたらいいなと思って始めたこの企画。
最近、見ていただいている方もちょっとずつ増えています。
読まれた方に何かしらプラスになることがあればいいですが、今後もこんな調子でやっていこうと思っています。
さて長くなりましたが、今回の本はこちら。
情報活用のうまい人がやっている3色ボールペンの使い方 です。
著者は、齋藤孝さん。
明治大学文学部の教授であり、テレビのニュース番組などにも出演されてるそうです。
この著者の本を読むのは2回目でして、初めて読んだ本は「大人の語彙力ノート」でした。
私生活より仕事のなかで使える言葉(表現)が多くあり、非常に勉強になりました。
本で学んだ言葉は実際に使用しており、上司や取引先、お客さんとの会話で役立っています。
辞書のような使い方ができる本なので、どのように言えばいいかわからなかったあとですが、パラパラとめくってどのように言えばよかったか思い返すときに使ったりもしています。
社会人の方は読んでおくと非常に便利です。
3位 異業種の成功話を読む
アイデアが浮かばないときは、「どうやったら自分のことに当てはめられるか」と異業種の成功話を読みながら考えるといいそうです。
アイデアは、今あるもの(知っているもの)と異なるもの(知らないもの)とのかけ算になるので、発想が生まれやすいと書かれていました。
異業種と聞くと、「自分の業種とは関係ないし、知る必要はない」と考えがちですが、そうではないと勉強になりました。
2位 内容理解には3色を使う
どういうことかというと、3色を使ってキーワードに丸をつけたり、文を囲んだりして、浮立たせることにより、内容を効率よく把握できるとのことです。
要するに、情報を選別し、読むべきポイントを少なくするというものです。
方法としては、簡単にいうと
赤=超大事
青=まぁ大事
緑=気になる、興味ある、なんか良い
に分けるというものですが、詳しくは本書を確認してみてください。
1位 黒色は判断停止の色
著者曰く、黒色は無機質な色で判断停止の色なので使わないとのことです。
どういうことかというと、一般的に文字の多くは黒色で表現されており、情報が溢れかえっているこのご時世では「黒色の文字=流すべき情報(重要ではない)」と捉えてしまうとのことです。
黒色を使用する背景として、目が疲れにくく文字が読みやすいことやコストがかからないことなどが挙げられますが、確かに、重要な部分や伝えたい部分は黒以外の色を使用することが多いです。
要するに、書いた文章(メモ含む)は、自分の考えを文章化した重要なものなので、黒以外の色をつけるべきということです。
これを読んだときに、科学的なデータに基づいたものではないので、あくまで主観的な方法だと思ったのですが、納得することもできたので、アイデアだけでなくメモも黒と違う色で書いています。
心の持ちようかもしれませんが、確かに黒色で書いた文章より、注視している思います。
最後に
アナログのノートや本を前提とした手法ですが、デジタルノートにも応用できる手法なので、iPadでノートやメモをとっている人にもオススメです。
また、多くの人が
「3色が大事なことで、3色ボールペンでなくていいのでは?」
と思うことでしょうが、その点はこの本を手に取って確かめてみていただきたいです。
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