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登山用腹巻

防寒のポイントは「お腹」を温めること!?登山で「腹巻」のススメ

「腹巻」といえば、ちょっと古臭くダサいイメージ?いえいえ、最近の腹巻はデザイン性や機能性がアップ、お腹の不安解消や防寒対策として愛用者増加中なのです。今回は、登山やアウトドア向きの腹巻をピックアップして、腹巻愛用者の筆者がレビューしました。腹巻をすれば登山がもっと楽しくなりますよ!

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目次

アイキャッチ画像撮影:筆者

山で手足が冷たい!それなら「腹巻」はいかが?

手足が冷たい

撮影:筆者

山でいくら防寒しても足先や指先が冷えて温まらない・・・という経験ありませんか?手足の防寒対策といえば厚手のソックス、グローブなどが定番。でも、体の中心である「お腹」を温めるのが手足の冷え対策にも効果的というのはご存知?

お腹を温めると手足も温かくなる!

お腹を温める

出典:PIXTA

外気温が寒い時、人間の体は体温を維持するために、血管を収縮し手足の血液を体の中心へと集めます。寒い時に真っ先に手足が冷たくなるのはそのため。体の中心を常に温めておけば、手足の血液の減少が少なくなる、つまり、手足が冷たくならないということです。

そんなときに有効なのが「腹巻(ボディウォーマー・ウエストウォーマー)」。お腹だけでなく全身を効果的に温めてくれる、便利な防寒アイテムなんです。

腹巻は登山の行動中にも積極的に使える!

腹巻で登山

撮影:筆者(腹巻をして冬山登山する筆者)

腹巻は防寒に有効ということはわかりましたが、登山やアウトドアではどんなシーンで活躍するのでしょうか?
例えば・・・

1.基本的なレイヤリングにプラスαで防寒したい時
2.寒い季節に限らず、登山中、お腹が冷えるのが不安
3.薄着になりがちなトレランの防寒対策

などなど。手軽に体の中心部を寒さから守りながら、積極的に行動したい人におすすめのアイテムです。

いつでも携帯したくなる!腹巻の特徴や使い勝手を解説

腹巻で登山

撮影:筆者

登山で腹巻を使ったら実際にはどんな感じなのでしょう。筆者が山で使ったときに感じたことを交えながら、主に以下の5点のポイントを解説します。

1.最小限のサイズで最大の防寒効果
2.着ぶくれせず蒸れすぎない
3.お腹を保温しトイレの不安を解消
4.ベルクロやジッパー式なら着脱が簡単
5.ずり落ち防止はサイズ選びが決め手

1. 最小限のサイズで最大の防寒効果

腹巻折りたたみ

撮影:YAMAHACK編集部

腹巻は折りたたむとコンパクトになるものが一般的です。それなのに防寒効果は抜群。防寒アイテムとしては最小の部類に入る携帯性なので、使うかどうかわからなくても邪魔になりません。

春や秋など気温差が大きい季節や泊りの登山などで、予備の防寒アイテムとして携帯しておくと重宝します。

2. アクティブなシーンに最適!着ぶくれせず蒸れすぎない

着ぶくれしない

撮影:筆者

腹巻はお腹周りだけなので、いわゆる”着ぶくれ”が最小限で動きにくくなりません。胸や肩は出ているので、体全体が蒸れることが少ないという特徴も。運動量が多いアクティブなシーンにもピッタリです。

3. お腹を保温しトイレの不安を解消

濃鳥小屋トイレ

出典:PIXTA(濃鳥小屋トイレ)

山の中ではトイレがあるのが稀。そんなとき、不安になるのがお腹の急降下です。そのためにはお腹を冷やさない事が一番ですが、腹巻はまさに最適な対策。また、お腹を保温によって血流が安定するので、様々な体調不良の予防になります。

実は筆者はもともとお腹が弱い方。山ではいつも悩んでいましたが、腹巻を着用するようになり不安がかなり解消されました。不安なく登山できるのは気持ちがいいものです。

4. ベルクロやジッパー式なら着脱が簡単

着脱簡単

撮影:筆者

最近の腹巻の中にはベルクロやジッパーで着脱できるものもあり、気軽に使えます。
一般的に腹巻は、暑くなったり寒くなったりしても着脱が不便なのが難点でしたが、山での行動中にも使いやすくなりました。

5. ずり落ち防止はサイズ選びが決め手

ずり落ち

撮影:筆者

腹巻は歩いている間に、ずり落ちてきてくることもしばしば。ちょっと激しい動きをするとすぐに落ちてお腹あたりに溜まり不快です。最近は伸縮性が高い生地でフィット感を高めたり、ベルクロで締めつけ感を調整できたりするものもあり、どんどん改善されてきています。

ずり落ちを防ぐ一番のポイントは、体型に合ったサイズ選び。サイズ表をよく確認して購入しましょう。伸縮性が高い生地であれば、少し小さめがおすすめです。

登山の腹巻ならコレ!おすすめ5選

腹巻全部

撮影:筆者

世の中には様々な腹巻があります。その中でも、登山やアウトドアアクティビティに向いている腹巻を厳選しました。特に以下のポイントを中心に紹介します。

1.保温性と通気性
2.着脱のしやすさ
3.フィット感
4.携帯性や重量
5.おすすめシーン

1年中使える高い汎用性|<モンベル>ジオライン L.W. ウエストウォーマー

<モンベル>ジオライン L.W. ウエストウォーマー

撮影:筆者
素材ジオライン®[ポリエステル99%+ポリウレタン1%](現行モデルはポリエステル100%)
平均重量32g(現行モデルは40g)
カラーブラック、ライトグレー
サイズS(ウエスト57~71cm)、M(ウエスト71~85cm)、L(ウエスト85~99cm) (男女兼用)

長めの丈なので、お尻までカバーすることも可能。また、折り曲げて二重にすれば保温性を高めることもでき、使い勝手の幅が広いのが特徴です。ちなみに、筆者はこの製品の旧モデルを10年以上愛用しています。真夏以外は高い頻度で使っており、お腹の不安が少なくなりました。

【1.保温性と通気性】速乾性抜群!とにかく薄い

<モンベル>ジオライン L.W. ウエストウォーマー素材

撮影:筆者

モンベルの吸水速乾性を備える素材「ジオライン」のアンダーウェアの中でも一番薄いL.W(ライトウェイト)。今回紹介した製品の中では、保温性は低いですが、通気性や速乾性は高くなっています。なお、長いので折り曲げて2重にすれば保温性が高くなります。かなり薄いので、乱暴に扱うと破れそうです。

ジオライン L.W. ウエストウォーマー

撮影:筆者

かなり薄いため上の画像のようにアンダーウェアが透けて見えます。

【2.着脱のしやすさ】頭や足元から着脱

<モンベル>ジオライン L.W. ウエストウォーマー

撮影:筆者

筒型で開くことができず、頭や足元から脱着するので、行動中の着脱は困難です。しかし、薄手で使用可能な温度帯が広いので、着脱する必要はそれほど無いでしょう。

<モンベル>ジオライン L.W. ウエストウォーマー

撮影:筆者

丈が長く上から下まで同じ幅、前後の幅も同じなので、前後の意識なく着用できます。

【3.フィット感】体にタイトに密着してズレにくい

<モンベル>ジオライン L.W. ウエストウォーマー

撮影:筆者

ストレッチ性が高く体にピッタリ密着。動きに追随しズレにくいのが特徴です。

<モンベル>ジオライン L.W. ウエストウォーマー

撮影:筆者

体を折り曲げても背中が引っ張られることが無く、お腹の圧迫感もありません。今回、着用した中では一番薄くて柔らかく、お尻ぐらいまでカバーしてもズボンの中でモタつく感じもありませんでした。

【4.携帯性や重量】折りたたむとハンカチ程度

<モンベル>ジオライン L.W. ウエストウォーマー

撮影:筆者

折りたたむとハンカチ程度。重量も32gで超軽量。ポケットにも収納できるほどで携帯性抜群です。

【5.おすすめシーン】かなり薄いので厳冬期以外の登山での使用をおすすめ

<モンベル>ジオライン L.W. ウエストウォーマー

撮影:筆者

厳冬期使用よりも、少し肌寒さを感じる季節の腹部保温におすすめ。高い保温性が必要な場合は、折り曲げて重ねるか、もっと厚い生地の腹巻をおすすめします。

モンベル|ジオライン L.W. ウエストウォーマーモンベル|ジオライン L.W.ウエストウォーマー(現行モデル)

高い速乾性と保温性、着脱性を実現|<モンベル>ジオライン EXP. サイドジップ ウエストウォーマー

<モンベル>ジオライン EXP. サイドジップ ウエストウォーマー

撮影:筆者
素材ジオライン®[ポリエステル98%+ポリウレタン2%](現行モデルはポリエステル100%)
平均重量58g
カラーブラック
サイズS(ウエスト57~71cm)、M(ウエスト71~85cm)、L(ウエスト85~99cm) (男女兼用)

厚手で冬の防寒に最適なウエストウォーマー。速乾性に優れる独自素材のジオラインを採用し、汗をかく運動にも安心して使えます。サイドジップで短めの丈なので着脱簡単なのが特徴。

【1.保温性と通気性】厳寒地での使用を想定した厚手生地

<モンベル>ジオライン EXP. サイドジップ ウエストウォーマー素材

撮影:筆者

ジオライン EXP.は厳寒地での使用を前提とした厚手の素材で、高い保温性が特徴。厚手の分、通気性は低いですが、汗を素早く拡散・蒸発するジオラインの特性上、蒸れにくいのが特徴です。

触った感じは厚手のアンダーウェアという感じですが、LWと同じく柔らかな素材なので軽い着心地です。

【2.着脱のしやすさ】ジッパー開閉で行動中も着脱可能

<モンベル>ジオライン EXP. サイドジップ ウエストウォーマー

撮影:筆者

サイドのジッパーで簡単着脱。暑くなるとすぐに外すことができるので便利です。

上下前後はすべて同じサイズ。ファスナー開閉のしやすさに応じ、上下を逆にすることもできます。

【3.フィット感】キツくもなく程よいフィット感

<モンベル>ジオライン EXP. サイドジップ ウエストウォーマー

撮影:筆者

ストレッチ性に優れ腰回りによくフィットします。

<モンベル>ジオライン EXP. サイドジップ ウエストウォーマー

撮影;筆者

前出のLWほどではありませんが、キツくもなく程よいフィット感。厚手で着用感はありますが、体の動きを邪魔しません。

【4.携帯性や重量】折りたためばコンパクトに

<モンベル>ジオライン EXP. サイドジップ ウエストウォーマー

撮影:筆者

厚手とはいえ弾力性があり圧縮できるので、バックパックの中で邪魔になるようなことは無いでしょう。

【5.おすすめシーン】体温の変化が激しい縦走登山のようなシーンに

<モンベル>ジオライン EXP. サイドジップ ウエストウォーマー

撮影:筆者

防風性は無いので、アンダーとミドルの間に入れるのがおすすめです。

<モンベル>ジオライン EXP. サイドジップ ウエストウォーマー

撮影:筆者

メリットは厚手でありながら簡単に着脱できること。アップダウンが激しい冬の縦走登山など、体温の上下を繰り返すようなシーンで活躍しそうです。

モンベル|ジオライン EXP. サイドジップ ウエストウォーマーモンベル|ジオライン EXP.サイドジップ ウエストウォーマー(現行モデル)

ハンドポケット付きで手も温められる|<アクシーズクイン>凌 クイックハラマキ

<アクシーズクイン>凌 クイックハラマキ

撮影:筆者
素材PONTETORTO TECNO wool merino 180g/㎡、20dn×20dnナイロンタフタ
重量98g
カラーH26灰白、M84海松茶、K23消炭色
サイズXS-XL (72cm,76cm,82cm,88cm,94cm)

ナイロン生地を前面に配置し防風性を高めています。ジッパー付きハンドポケットもあるので手を温めたり、カイロを入れたりすることも可能。サイドジップで着脱も簡単です。

【1.保温性と通気性】お腹側がナイロンで防風

クイックハラマキ素材

撮影:筆者

薄手ながら保温性が高いオーストラリアメリノウールを使用。汗を吸収し汗冷えしにくいコットンライクな素材です。前面にはナイロンを配置し防風しているため、風を通すフリースウェアなどを着た場合にもお腹を冷えから守ります。

<アクシーズクイン>凌 クイックハラマキ

撮影:筆者

後ろが長めのデザインなのでお尻の上までカバーできます。

【2.着脱のしやすさ】ジッパーで簡単!ただし向きに注意

<アクシーズクイン>凌 クイックハラマキ

撮影:筆者

ジッパーにより着脱簡単。

凌 クイックハラマキ

撮影:筆者

ただし、前後上下の位置が決まっているので、着用時はよく確認する必要があります。

【3.フィット感】背中を中心にフィットしズレにくい

<アクシーズクイン>凌 クイックハラマキ

撮影:筆者

背中側のフリース生地のストレッチ性が高いので、背中を中心にフィットしズレにくくなっています。

<アクシーズクイン>凌 クイックハラマキ

撮影:筆者

体を折り曲げると背中側がよく伸び、ズリ落ちることはありません。ただ、お腹側のナイロン生地が背中ほど伸びず、かがんだり座ったりすると、ちょっと窮屈さを感じました。

【4.携帯性や重量】薄手でコンパクト、ポケットにも入る大きさ

<アクシーズクイン>凌 クイックハラマキ

撮影:筆者

薄手で柔らかなので折りたたみやすくハンドポケットにも収納できます。

【5.おすすめシーン】薄着でもお腹を風から守る!春や秋の登山に最適

<アクシーズクイン>凌 クイックハラマキ

撮影:筆者

薄手ですが前にナイロンが配置されているため、安心感があります。実際、このまま外で風に当たってみましたが、お腹は防風されているのがよくわかり、薄着で行動する春や秋の登山に使えそうです。

<アクシーズクイン>凌 クイックハラマキ

撮影:筆者

両側に付いているポケットは、アウターのように手を入れて保温したり、カイロなどを入れたり、便利に使うことができます。

AXESQUIN 凌 クイックハラマキ ユニセックス

AXESQUIN 凌 クイックハラマキ high loft

本体POLARTEC HIGH LOFT 190g/㎡
腹部帝人MINOTECHマットタフタ
組成本体:ポリエステル100%
部分使い:ポリエステル100%
サイズXS-XL(ユニセックス)
重量95g

ベルクロ着脱で幅広い使い方が可能|<山と道>アルファハラマキ

<山と道>アルファハラマキ

撮影:筆者
素材Facing: Pertex Quantum Air (100% Nylon) 48g/㎡
C6 DWR(耐久性撥水加工)
Lining: Polartec Alpha Direct (100% Polyester) 136g/㎡
Made in Akita, Japan
重量48g (Size S)
53g (Size M)
60g (Size L)
カラーBlue、Burgundy、Friar Brown、Black
サイズUNISEX | S / M / L

「山を行動する人の腹部を守る」がコンセンプトの腹巻。高い保温性をもったインサレーション素材を採用しています。ベルクロで着脱、調整簡単なのが特徴。

【1.保温性と通気性】防風・通気・保温の好バランス

アルファハラマキ 素材

撮影:筆者

インサレーションは優れた保温性と高い通気性を併せ持つ「ポーラテック・アルファダイレクト」。表地は通気性と防風性を両立した「パーテックス・カンタムエア」。この組み合わせによって、腹部を効果的に温めながらも、蒸れずに行動することができます。

アルファハラマキ

撮影:筆者

腹部の片側が膨らんだ形状で、上に向ければ上腹部、下に向ければ下腹部を保温することができます。

<山と道>アルファハラマキ

撮影:筆者

片側にポケットがあり、小物を収納することができます。カイロを入れれば、さらに保温性アップ。

【2.着脱のしやすさ】ベルクロで簡単着脱
ベルクロ

撮影:筆者

ベルクロで一発着脱できるので、今回紹介した腹巻の中では一番簡単。ジッパー式よりも時間がかかりません。

撮影:筆者

ベルクロ部分の幅が広いので、後ろ手でも迷うことなく簡単に接続できます。

<山と道>アルファハラマキ

撮影:筆者

ベルクロの幅が広いので、フリースなどミドルウェアの上から装着することも可能。さらに簡単に防寒することができます。

【3.フィット感】ベルクロでフィット感を調節可能

<山と道>アルファハラマキ

撮影:筆者

今回紹介している腹巻の中で比べると、ストレッチ性が高いわけではありませんが、体形に応じてベルクロで適宜調節でき、好みのフィット感にできるのがいいところです。

【4.携帯性や重量】柔らかな素材なのでコンパクトに折りたためる

<山と道>アルファハラマキ

撮影:筆者

インサレーションの厚みはありますが、全体的に柔らかな素材で軽量なので、ハンドポケットなど大きめのポケットならば収納可能。

【5.おすすめシーン】素早い着脱、スピードハイクやトレランなどにおすすめ

<山と道>アルファハラマキ

撮影:筆者

アンダーにもミドルウェアの上からでも着用でき、移動中の脱着も簡単なので、行動的なスピードハイクやトレイルランニングにおすすめ。
山と道|アルファハラマキ

ウエットスーツ素材で汗冷え無し|<ヘルスポイント>スポーツ腹巻き

<ヘルスポイント>スポーツ腹巻き
撮影:筆者
素材(中地)クロロプレンスポンジラバー/(表)ナイロン、ポリウレタン/(裏)ナイロン
重量98g
カラーブラック・レッド
サイズS-M(胴回り60~72cm程度)、M-L(胴回り70~82cm程度)、L-LL(胴回り80~92cm程度)

ヘルスポイントは、ウォーキングやランニング・登山などのサポーターを国内でハンドメイドしているメーカー。「スポーツ腹巻き」は、その技術とノウハウを活用した腹巻。冬の海でのダイビングで使用するクロロプレンラバー製で、保温性重視の冬のアクティビティに最適です。

【1.保温性と通気性】風を通さず保温性は抜群

スポーツ腹巻き

撮影:筆者

今回紹介した他の腹巻と違い、布感はまったくありません。素材のクロロプレンラバーはウエットスーツで使用されており、保温性抜群ですが通気性・透湿性はありません。腹巻の内部は蒸れますが、風が直接当たらず冷えないので、汗冷えしにくいのが特徴です。

【2.着脱のしやすさ】着脱はちょっと大変、行動中の着脱は困難

<ヘルスポイント>スポーツ腹巻き

撮影:筆者

今回紹介する腹巻の中では厚さがあり、最もしっかりとした生地。ストレッチ性が高くなく開閉もできないので、着脱はちょっと手間。頭側から脱ごうとすると肩がつりそうになったので、足元から着脱する方が楽でした。

【3.フィット感】サポーターになるぐらいしっかり締め付け

<ヘルスポイント>スポーツ腹巻き

撮影:筆者

ウエットスーツで使用している素材ということもあり、フィット性が高く簡単にずれる感じはありません。その反面、装着感はキツ目で、腰のサポーターにもできるぐらい、しっかりとした締め付け感があります。

<ヘルスポイント>スポーツ腹巻き

撮影:筆者

生地の厚みや固さから、身体を動かしにくいのでは?と思いましたが、意外とスムーズな動き。しっかりフィット感はありますが、身体の動きを邪魔することは無さそうです。

【4.携帯性や重量】使用しない場合はバックパックへ

<ヘルスポイント>スポーツ腹巻き

撮影:筆者

生地が固くコンパクトに畳むのは困難ですが、バックパックに収納するには問題ありません。

【5.おすすめシーン】保温性重視の厳冬期登山や、腰痛サポートも兼ねたい人に

<ヘルスポイント>スポーツ腹巻き

撮影:筆者

従来の腹巻感からは、かなり遠い印象で、サポーターと言ったほうがいいのでは?とも思われる着用感でした。しかし、着用した瞬間に温かさを感じたのは驚き。

スポーツ腹巻き

撮影:筆者

腹部より腰のほうが短い形なので、逆にすることで、サポーターとして腰の安定性を高めることもできます。腰痛時にも使えそうです。

<ヘルスポイント>スポーツ腹巻き
撮影:筆者

絶対に冷えないと思わせるぐらいの「シッカリ感」は、今回の紹介した腹巻の中では一番。保温性のために通気性を遮断するという思い切った腹巻です。厳冬期登山など、絶対に凍えたくないようなシーンにおすすめ。

ヘルスポイント|スポーツ腹巻き

もっと楽しく、安心して登山を楽しめる「腹巻」

登山用腹巻 モンベル アクシーズクイン、山と道、ヘルスポイント

撮影:筆者

従来の腹巻といえば、ちょっと恥ずかしいイメージでした。しかし、最近ではデザイン性や機能性が向上し、手軽に腹部を保温し、体調維持ができるアイテムとして注目されています。今回紹介した5品は、素材や機能は様々ですが「お腹を温める」という基本機能はどれも同じ。使用するシーンやシーズン、そして、あなたの体形・体質に応じた腹巻を選んで、もっと楽しく安心して登山などアウトドアを楽しみましょう。

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