楠神順平「1年目で憲剛さんと出会えて、本当に良かったです」/中村憲剛引退試合【コラム】
今年で現役生活を終えた楠神順平は中村憲剛引退試合を終えて「いやー、最後等々力に来れると思ってなかったので」としみじみ。
「本当に憲剛さん、こんなに、、。すごいなと思いますね。これだけ人が集まって、愛されてて。そこで一緒に最後、サッカーをさせてもらえて、幸せでした」
そう話す楠神にとって中村憲剛とはどんな存在なのか。
「プロとはなにかというのをすべて教えてもらった人だったので。1年目で憲剛さんと出会えて、本当に良かったです」
野洲高校から同志社大に進学した楠神は2009年にフロンターレ入り。そこで中村憲剛の薫陶を受け、プロとしての何たるかを教わったという。
フロンターレには2012年まで在籍してC大阪に移籍。その後、特徴であるドリブルを武器に世界を渡り歩き、2020年から南葛SCに所属。先日今季シーズン限りでの現役引退を表明していた。
現役最終年での引退試合出場ということで「ギリギリ動けて良かったです」と笑顔を見せる楠神だった。
(取材・文・写真/江藤高志)