リフォームの耐用年数と減価償却について
築25年で今年1月に取得した、自社所有の中古マンションの事務所1室をレンタル営業を目的に全面リフォームしました。
おおまかにリフォーム内容をまとめると。
①トイレ一式
②照明一式
③エアコン一式
④1面鏡貼り加工一式
⑤床、壁、天井張り替えおよび防音処理
改装時期も使用時期も全て同じで計650万かかっています。
これら全てひとくくりとして固定資産処理してよいのでしょうか?
それとも、全て別々にすべきですか?
またその場合の償却年数は。
インターネットで調べて。
エアコン6年、他の改装10年なのかな?と思っていましたが、情報が人それぞれで違うので。的確な答えを教えていただきたく、質問させていただきました。何卒お願い致します。
税理士の回答
こんにちは、回答申しあげます。
①トイレ一式は、給排水設備として15年となります。
②照明一式 →10年
③エアコン一式→6年
④1面鏡貼り加工一式
⑤床、壁、天井張り替えおよび防音処理→建物の内部造作物)
1-2-3 建物の内部に施設された造作については、その造作が建物附属設備に該当する場合を除き、その造作の構造が当該建物の骨格の構造と異なっている場合においても、それを区分しないで当該建物に含めて当該建物の耐用年数を適用する。したがって、例えば、旅館等の鉄筋コンクリート造の建物について、その内部を和風の様式とするため特に木造の内部造作を施設した場合においても、当該内部造作物を建物から分離して、木造建物の耐用年数を適用することはできず、また、工場建物について、温湿度の調整制御、無菌又は無じん空気の汚濁防止、防音、遮光、放射線防御等のために特に内部造作物を施設した場合には、当該内部造作物が機械装置とその効用を一にするとみられるときであっても、当該内部造作物は建物に含めることに留意する。
とありますように④及び⑤は内部造作にかるかと存じますので、その建物の償却年数となります。
以上、何卒宜しくお願い申し上げます。
本投稿は、2016年07月24日 10時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。