アラブ首長国連邦(UAE)のドバイと聞くと「お金持ちの国」というイメージが強いかもしれません。しかし物価が安いエリアがあったり、水が数十円で買えたりとリーズナブルな一面もあるんです!
今回は気になるドバイ旅行の予算を、航空券・ホテル・現地滞在費用など細かく調査。お得に安く満喫するコツを、ぜひチェックしてみて下さいね!
写真:小浜 みゆ
地図を見る高額と思われがちですが、紐解いていくと手の届く価格のドバイ旅行。まずは旅行費用の大半を占める、航空券代と宿泊代を見てみましょう。
航空券代は時期等にもよりますが、東京から乗継便で大人1名あたり往復約6〜7万円前後、エミレーツ航空の直行便だと往復約8〜11万円前後が相場。
初めてドバイに行くなら、滞在期間は3泊5日がおすすめ。金曜の深夜出発での2泊4日の弾丸旅行なら、有休1日で行くことも可能です。
写真:小浜 みゆ
地図を見る続いては宿泊代の相場を見てみましょう。ドバイには700軒以上のホテルが立ち並び、格安ホテルから最高級のラグジュアリーなホテルまでそろいます。1室料金の相場がこちら。(2名で宿泊する場合、1人あたりの金額は半額)
■スタンダードクラス:7,000円〜15,000円
■スーペリアクラス:15,000円〜20,000円
■デラックスクラス:20,000円〜35,000円
■ラグジュアリークラス:35,000円〜
ホテルの価格は、特にエリアによって異なります。スーク(市場)が集まるクリーク(運河)周辺のデイラやバール・ドバイはお得なエリアで、中東らしい雰囲気のオールド・ドバイ(旧市街)です。空港に近いメリットもあり、マリオットやハイアットなど高級ホテルチェーンもこのエリアのホテルだと宿泊代が安くなります。
世界一のタワー、ブルジュ・ハリファ(バージュ・カリファ)があるダウンタウン・ドバイや、人工島パーム・ジュメイラは、5つ星やハイクラスの高級ホテルが集まるエリアです。ドバイらしい高級感を味わうなら、デラックスクラス以上がおすすめ。同じ価格の日本にあるホテルと比べると、そのコストパフォーマンスの高さを実感できます。
写真:小浜 みゆ
地図を見るここまで航空券と宿泊費を別々で個人手配する場合の相場をお伝えしましたが、セットになっているパッケージツアーはどうでしょうか?
実はドバイ旅行は直行便利用の場合、個人手配するよりもパッケージツアーの方がお得!直行便の航空券とホテルがセットで2泊4日 8〜9万円ほどの格安パッケージツアーに出会えることもあるので、ぜひ探してみましょう。
初めてのドバイ滞在なら、3泊5日で下記のようなモデルコースがおすすめ。3泊5日のパッケージツアー相場は時期にもよりますが、1名10万円前後〜です。
【1日目】深夜便利用
【2日目】早朝到着、オールド・ドバイで旧市街を散策
【3日目】デザートサファリ(砂漠ツアー)
【4日目】ダウンタウン・ドバイ、ニュー・ドバイで世界一を楽しむ
【5日目】帰国
写真:小浜 みゆ
地図を見る現地滞在費の予算を考える前に、ドバイの物価を見ておきましょう。
ドバイの物価は高いイメージかもしれませんが、実はペットボトルのミネラル・ウォーターは数十円で買えるほどの庶民にも優しい観光地。さらに旧市街のオールド・ドバイにはアラビアン雑貨やスパイスが格安で購入できるスークもあります。日本とおなじく安いものは安く、高級なものは高級。
食費の相場はダウンタウン・ドバイや一流ホテルにある高級レストランでは、予算3,000円〜。モールのフードコートやオールド・ドバイでは、予算1,000円前後です。
さらに予算を抑えるなら、ファーストフードを利用するのがおすすめ。日本ではケバブの名前でおなじみの「シャワルマ」は、数百円で味わえます。
ちなみにショッピングモール、レストラン・ホテルなど多くの場所で、クレジットカードが利用可能。ただし旧市街のスークは現金が好ましいので、現金も準備していきましょう。両替は日本よりドバイの空港で行ったほうがお得です。
また、ドバイでは2018年1月からVAT(付加価値税)が導入され、食品などに5%の税金がかかります。Wi-Fiはショッピングモール・ホテルにて無料で利用可能。現地で必要になった場合は、プリペイドSIMカードも購入できます。
写真:小浜 みゆ
地図を見るここからは交通費・食費・観光費・お土産代など、具体的な現地滞在費用をチェックしてみましょう。ドバイを1日観光した場合の一例を紹介します。※AED 1= 30円(2018年12月現在)
【プラン】
午前:オールド・ドバイ散策→ドバイフレーム見学
午後:ドバイモールでお買い物、ドバイ・ファウンテンとブルジュ・ハリファのLEDショー(無料)を楽しむ
【食事代金】
朝食:AED 20(600円)カフェでサンドウィッチとジュース
昼食:AED 50(1,500円)オールド・ドバイのレストランで伝統料理
夕食:AED 100(3,000円)ドバイ・ファウンテンが見える高級レストランで食事
【観光費用】
オールド・ドバイのスークでのお買い物・お土産代:AED 50(1,500円)
ドバイフレーム入場料:AED 50(1,500円)
ドバイモールでお買い物:AED 50(1,500円)
【交通費】
ドバイ・メトロ1日乗り放題:AED 20(600円)
このプランで1日観光すると、合計 AED 340(10,200円)。他の1日観光プランなら、例えば午後出発〜夜の砂漠ツアーはAED 290(8,700円)〜なので、プラス朝昼食代等と考えると1日1万円〜1万5千円ほどで予算を組むと良いでしょう。
ただし暑さが厳しいオフシーズンのドバイは日中とても駅から歩ける気候ではないので、+タクシー代を費用の目安に入れておいてください。タクシー代はAED 12(360円)〜なので、日本より安いです。
写真:小浜 みゆ
地図を見る上記を踏まえ、飛行機代、ホテルの宿泊代、現地滞在費用をトータルで考えると、ドバイ旅行の予算は2泊4日で10万円前後〜、3泊5日で13万円前後〜が相場。滞在方法やシーズンによって異なりますが、これなら手の届く金額ですよね。
写真:小浜 みゆ
地図を見るではドバイ旅行はいつ行くのが、ベストなのでしょうか。
ドバイのベストシーズンは、気候が落ち着く10月〜3月。4月〜9月のオフシーズンは厳しい暑さのかわりに、ホテルやツアーの格安プランも登場します。
またイスラム教国のドバイでは、ラマダン期間中レストランなど、日中多くの飲食店が閉まってしまうのでご注意を(期間は毎年変動)。ラマダン期間中は高級ホテルが格安で宿泊できたり、日没後食事が可能になったタイミングでお得なディナーが提供されたりと、旅費を抑えられる期間でもあります。
写真:小浜 みゆ
地図を見る最後に、費用をできるだけ抑えたい……というときのポイントをご紹介します。
ドバイを安くお得に旅するコツは、ホテル選び。オールド・ドバイ周辺のホテルに宿泊することが、一番の節約ポイントです。オールド・ドバイは古い町並みが残りアラビアンな雰囲気なので、より中東らしい滞在を楽しめるエリアでもあります。物価が安く、食費も節約できますよ。オールド・ドバイのスークで格安ショッピングを楽しむコツは、下の青いリンクボタンより攻略法をご覧ください。
どうしても「ラグジュアリーなホテルに安く泊まりたい!」ということであれば、オフシーズン(4月〜10月)を狙うのがベストです。
また、観光する際もお得になるポイントがあります。例えば世界一のタワー、ブルジュ・ハリファの展望台入場料は予約していくとAED 125(3,750円)〜でのぼれますが、当日入場の場合はなんとAED 300(9,000円)。必ず予約をして行きましょう。
ラグジュアリーなだけではなく、リーズナブルな旅も楽しめるドバイ。今まさに注目されている旅行先でもあり、格安ツアーが販売されることも多いので、こまめに価格をチェックしましょう。
LINEトラベルjpでは、海外航空券やパッケージツアー、ホテルやレンタカーまで検索・比較することが可能です。上手に活用して、お得に楽しくドバイを旅してくださいね!
※2019年1月現在の情報です。それぞれのプランによって旅行条件、価格、特典などは異なります。また、滞在費用などは一例となりますので、あくまでも目安としてご覧ください。
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(2025/1/3更新)
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