写真:ふるかわ かずみ
地図を見る佐賀県武雄市に位置する市内では最も古い神社といわれる、創建735年の「武雄神社」。主祭神は武内宿祢命(たけのうちすくねのみこと)をはじめとした5神を祀ることから「武雄五社大明神」ともいわれています。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るその武内宿祢命は天皇5代に仕え、その寿命は350年ともいわれているから驚きです。また、平家を追討した源頼朝が祈願した神社でもあり、それを機に現在まで続く流鏑馬(やぶさめ)は、毎年10月に行われる重要な祭事ともなっています。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るそんな武雄神社の特徴は、「肥前鳥居」といわれる鳥居の根本が太く、3本継ぎとなった建築様式の鳥居。また、神殿は珍しい白塗りの壁や柱が印象的です。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る境内に佇む2本の夫婦ヒノキは、恋愛成就や各種縁結びを求めて、たくさんの参拝者から人気です。その理由は2本のヒノキの根本で結ばれ、また枝も途中から繋がれた様子から信仰を集めたようです。根元はよく見られがちですが、途中の枝がいっしょにくっつく姿はなかなか見られないかもしれません。まっすぐ伸びた2本のヒノキは、まるで夫婦が手をつないでるかのような微笑ましい姿にも見えます。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る参拝が終わると、次は大楠に向かいましょう。
境内左奥に鳥居があるので、そちらをくぐると大楠へ続く道になります。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る両サイドにまっすぐ伸びた竹や杉の木に覆われ、新緑の時期にはうぐいすの鳴き声に迎えられてとても気持ちいい空間です。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るそして道の突き当たりに、突如威厳に満ちた迫力満点の大楠が現れます。その雄大な姿に思わず感嘆の声とともに立ちすくむほど。
それもそのはず、大楠は高さ27m、根回り26mという超ビッグスケール!市の天然記念物にも指定されています。
ちょうど根元に穴が見えますが、その中は12畳もあるといわれており、天神様が祀られた祠があります。以前はこの穴に入ることもできたようですが、現在は囲いがしてあり、残念ながら直接触れることはできません。とはいえ、離れた距離でも十分その神聖で荘厳な空気は感じることができます。写真では伝わりづらいのでぜひ間近で体感してみてくださいね!
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る武雄神社の御朱印は通年のもの、そして季節限定のもの、そして特別な御朱印とさまざまです。
写真は金色の大楠をデザインした見開きタイプの御朱印(500円)。実物も圧巻ですが、こちらも神々しいですよね。陰影を鮮明にするため、金粉を使用しているそうです。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るこちらはご祭神の武内宿祢(たけのうちすくね)をデザインした、大正時代に発行された五円札に見立てた御朱印です(1500円)。日本の紙幣には歴代の著名人が印刷されますが、武内宿祢もその一人。
また、デザインだけでなく数字にも注目。「4150」という数字は「良いご縁」、「29451」という数字は「福よ来い」という願いが込められているそうですよ。
住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄5327
電話番号:0954-22-2976
営業時間:9:00〜17:00
駐車場:あり(28台/無料)
2021年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
ふるかわ かずみ
新鮮な発見と新しい体験ができる旅行が好きです。以前は海外旅行も好きでしたが、最近は日本にもたくさん素晴らしい場所があることを再認識。特に神社仏閣、パワスポ、温泉地を巡ることが多く、気づけば年齢と共に自…
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(2025/1/17更新)
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