写真:やた 香歩里
地図を見る関東の南東端、房総半島のさらに南端に位置する「館山ファミリーパーク」。季節ごとに様々な花が咲き、青空の下で身体を動かして遊べるこのテーマパークに、2018年より新しい魅力が誕生しています。それが、高さ約3〜4m、幅約5mもの大きな砂像。年々数を増やし、パワーアップしています。
写真:やた 香歩里
地図を見る入口を入ってまず目に入るのがこの砂の城、その名も「ファミパ城」。美しい砂の城を可愛い花が囲む、館山ファミリーパークのシンボル的な砂像です。
写真:やた 香歩里
地図を見るそしてこの砂像の裏に回ってみると…。
なんと! 大きなドラゴンが背後からお城を狙っています! 平和で明るいファミパ城の背後に迫りくるドラゴン…! 表面からは見えない、そんなドラマ性を楽しめるのも、立体的な砂像ならでは。もちろん、側面にも細かい彫刻が施されているので、四方すべての面を見て楽しむことができます。
なお、屋外で砂像を年間を通して展示するのは、日本で初の試みです。
写真:やた 香歩里
地図を見る砂像は、パーク内の各所に点在しています。そして2020年に新しく加わったのが「十二の星座の物語」。その名のとおり、両面に星座を象った6体の砂像を鑑賞することができます。
写真:やた 香歩里
地図を見る牡羊座とおうし座、双子座とかに座…というように順番に並んでいるので、お目あての星座を見つけるのも簡単。
星座の像の周りも、色とりどりの可愛らしいお花で囲まれています。花とアートを一緒に楽しめるのが、ファミリーパークならではの素敵なところです。
写真:やた 香歩里
地図を見る星座の説明や占いが書かれたプレートがあるので、あまり星座に詳しくない方でも楽しめます。説明を読んで改めて砂像を見ると、そのデザインの意味をより深く知ることができますよ。
写真:やた 香歩里
地図を見る砂像はそのほかにも、数カ所に展示されています。上の写真は、こども広場にある「森の精霊たち」。
砂像は、サンドアーティスト保坂俊彦氏の作品です。保坂氏は、日本では希少な砂像彫刻家であり、2017年の台湾での世界大会で優勝したほか、世界大会で何度も受賞歴のあるトップアーティスト。
写真:やた 香歩里
地図を見る細かな彫刻が施された大きな砂像ですが、これらの像はすべて水と砂だけで作られています。
ライオンが雄々しく空に吠え猛るこの「ライオンの丘」は、約50tもの砂が使われています。もちろん、砂はただ固めただけではすぐに崩れてしまいますから、完成した部分から、像の表面に特殊な定着液を何度も吹き付けて、固めていきます。こうして、雨に濡れても風に吹かれても崩れない砂像を完成させます。
それでも、想定以上の激しい雨や風にさらされることもあります。もしも崩れた箇所が出てきたら、手作業で丁寧に修復していきます。そうして手を掛けながら、約1年の間展示。そしてその後は別の作品に作り替えられる予定です。
写真:やた 香歩里
地図を見る大きな砂像に目が行きますが、こんな可愛い砂像もあるのですよ。その名も「フェアリーガーデン」。お花畑に愛らしい妖精が集まっています。
砂像は、「12の星座の物語」エリアに7体、そのほかのエリアに大きなものが5体(フェアリーガーデンは全体で1体と数えています)、計12体あります。いずれも表裏両面はもちろん、側面も楽しめるので、1体の砂像がとても見ごたえがあります。お花とのコラボレーションも素敵なので、ぜひ1体1体、じっくり見てくださいね。
写真:やた 香歩里
地図を見るお花が摘めるスポットとして知られる館山ファミリーパーク。ポピーが有名過ぎてポピーの季節だけに限定されるように思われがちですが、実はオールシーズン花摘みができます。しかも格安! 花摘みができるエリアとそうでないエリアがあるので、看板を確認してくださいね。
写真:やた 香歩里
地図を見る南房総の温暖な気候のもと、パターゴルフや釣りなどの手軽な外遊びが楽しめます。園内からは海も見渡せ、開放感いっぱい。大型犬用と中・小型犬用のドッグランがあるので、愛犬と訪れる人も多いです。
レストランやカフェ、売店もあるので、食事・休憩やお土産もばっちり。
写真:やた 香歩里
地図を見る園内にはこんなトロフルガーデンがあり、その名の通り、マンゴーやドラゴンフルーツなどのトロピカルフルーツが栽培されています。ここで栽培されているフルーツは売店でも販売されています。
写真:やた 香歩里
地図を見るこちらは園内のカフェで販売されているドランゴンフルーツのジュースと、トロピカルソフトクリーム。この色鮮やかさ、まさにトロピカル! だけど味は意外にさっぱりしていて、飲みやすいです。生のドラゴンフルーツは、強烈な色合いに比べて酸味も甘みもあっさりしていることが多いのですが、館山ファミリーパークのものは糖度が18度と高く、さっぱりした中に自然な甘さが味わえます。
ちなみにドラゴンフルーツは、ローカロリーなのにカリウムやマグネシウム、葉酸やビタミンC、ポリフェノールなどの栄養がたっぷりで、スーパーフードと呼ばれるほど。旬は7月〜11月頃で、果実の販売もあります。
なお、トロピカルフルーツは時季により品ぞろえが変わります。
写真:やた 香歩里
地図を見る広くて開放的な敷地内で、手軽な外遊びが楽しめる「館山ファミリーパーク」。砂像美術館が加わったことで、美術鑑賞が好きな人、のんびり散策するのが好きな人にも、さらに楽しみが増えました。
太陽の下、平砂浦の海風を感じながら、立体アート鑑賞をぜひ楽しんでください。
住所:千葉県館山市布沼1210
電話番号:0470-28-1110
入園料:大人(中学生以上)800円、小人(4歳以上)550円、3歳以下無料
アクセス:
〔車〕富津館山道路 富浦ICから約30分
〔バス〕JR館山駅からJRバス「南房パラダイス」行きにて約40分、「ファミリーパーク前」バス停下車すぐ
※営業区分はAシーズンとBシーズンに分かれています
Aシーズン:7月第4月曜日〜8/31・12月第3月曜日〜5/6
Bシーズン:Aシーズン以外の平日
営業時間:
Aシーズン 9:00〜17:00
Bシーズン 9:00〜16:00
(ただし、土日祝日は9:00〜17:00)
定休日:
Aシーズン 無休
Bシーズン 毎週木曜日
(その他、天候等により休園する場合あり)
2020年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2025/1/18更新)
- 広告 -